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Vol.05-10 郵政民営化は大改革の道
書中お見舞い申し上げます。
会員各位のご健勝を祈ります。盛夏。
大詰めに来た郵政民営化法案を巡って国会は緊迫の様相を強めておりますが、政局の混乱だけは避けてもらいたいところであります。
政治の空白は是非とも避けたいところであります。折角浮上してきた経済の回復基調に水を差すような事態は、民間経済が自立反転してきているとはいえ、国民経済にとって少なからぬ打撃となることを心配します。しかしながら公約である構造改革路線が頓挫することは、小泉政権にとって大きな失点ともなります。もともと小泉政権は構造改革を旗印に自民党を打ち壊すと云って登場した改革論者です。残り一年しかない小泉政権で、この本丸の郵政民営化を成し遂げなかったら、小泉さんの登場してきた意味がありません。
時代的意味を再認識して、賢明な選択を期待します。参議院での審議が続いていますが僅差で勝敗がつくものと思われますが、これを以って国会解散などという事も現実にはあってはなりません。造反者が出るといわれていますが、彼らは小泉政権の公約を自覚して、くれぐれも党人としての見識を発揮して事態を大観し、議員諸侯の賢明な対応を以って臨むことを期待します。
平成17年7月24日
社団法人 昭和経済会
理事長
Vol.05-09 人民元切り上げの英断
中国人民銀行は7月21日、人民元を対ドルベースで2.1パーセント切り上げ即日実施すると電撃的に発表しました。かねてからの懸案でしたが、今回は小幅な上げ幅にとどまりましたが、今後のマーケットに柔軟に対応する姿勢を示したものとして当局の英断に敬意を表します。これがきっかけとなって、大国、中国の国際社会に大きく貢献していく道が開かれたものと思います。
平成17年7月23日
社団法人 昭和経済会
理事長
Vol.05-08 俳匠・遠藤櫨穂先生
昭経俳壇の新しい撰者が決まりました。元早稲田大学で英文学と英語を教授されていた遠藤嘉徳先生です。俳号を「遠藤櫨穂」とされた先生の俳歴は古く、その活躍は申すまでもないことですが、昭和経済の巻頭言で小職が詳しく述べましたのでご覧下さい。学者として、教育者としての遠藤先生を描いたつもりです。先生の数多い自作の俳句は心を打つものばかりですが、今も句会の指導にも携わっておられ、多くの著書も出版されております。特筆すべきは1998年に発刊された「櫨穂俳論集成」の大作です。
平成17年7月20日
社団法人 昭和経済会
理事長
Vol.05-07 顕著な景気回復の指標
7月1日に発表された日銀短観の結果によると、企業の景況感は、大企業の製造業でプラスとなり、前回の三月に調査した時より4ポイント改善しました。また、IT産業の在庫調整の着実も着実に進んで、三・四半期ぶりの改善となりました。今回の調査結果は景気動向を左右する景気先行に明るい展望を示し、我々にとって期待と自信の展開となっています。こうした良好な結果は、非製造業や、中小企業などの指数も上向く結果となりました。景気の踊り場から脱却する兆候と受け止めたいと思います。高水準の企業収益の持続を図り設備投資の誘い水とすべきであります。
また総務省が発表した5月の完全失業率も、前月比で横ばいでしたが、失業者数は同月比で十二万人減って雇用情勢は改善が進んでいます。これらの指数を反映して株式市場も底堅い動きをしていますが、早晩、上昇気流に乗って離陸するものと思われます。さしあたり改善著しいメガバンクが力強い展開となって相場を押し上げていくことでしょう。業績好調な資源株も視野に入ってきます。日本経済の確たる動向に自信を持って臨むべきでしょう。
財務省の発表でも、2004年度国税収入は前年度よりに2兆3000億増加しました。所得、法人、消費の各税が15年ぶりに前年度を上回って景気回復が税収を押し上げた構図がはっきりしてきました。
先ず、第一に活発な株式市場の到来で有効需要の喚起、企業業績の更なる向上、そして税収増大につながる理想的パターンを示現させたいものであります。
平成17年7月5日
社団法人 昭和経済会
理事長