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社団法人昭和経済会

理事長室より
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理事長室より

VOL.24.6

6月、 上半期最後の月を迎えた。お正月に発生した石川県能登半島の地震による被害の甚大さは、今以て復旧の途上にあることが明らかであり、艱難に立ちはだかって官民が一体となって破壊されたインフラの復旧と普及に努めているところで道半ばの感はいがめない。広い地域にわたって復興の兆しが見えるが、避難生活を強いられる地元住民もまだたくさんいて、将来の生活設計も持てない暮らしが続いているのが現実である。政治の世界では、昨年末に発覚した政治家の裏金問題の処理と、それが引き金になって生まれた政治改革の機運の両輪が、依然とくすぶった状態が続いている。懸命に動き回っている岸田首相の支持率も歴史的低迷を続けたままで、回復の兆しが見えのないでいる。
  幸いに経済状況は企業業績が歴史的記録を内外に示し、労組による賃上げ闘争も功を制し、要求に対し企業からの満額回答が続いた。労使が協力して上向いたままに経過していることは幸いである。経済的にはインフレがくすぶり、実質賃金の低下は避けがたい状況である。原材料の高騰に、各産業領域での生産活動に大きな支障をきたしたりしている。
  ガザ地区に侵攻したイスラエルが、国際社会の辛辣な非難を浴びる中、軍事行動に強硬姿勢を崩さないでいたネタニアフも、ここにきてバイデンの説得にすり寄る気配で、ガザに対するイスラエルの滅茶苦茶な破壊攻撃に終止符を打てる状況になってきた。一時は、イランと互いに交戦しあったが、自制して戦火の拡大にはならなかったことは幸いであった。ウクライナとロシアとの交戦はいまだに続いており、持久戦の様相を呈してきている。無駄だからプーチンは戦争遂行を停止すべきだと以前から云ってきたが、専制独裁主義にありがちな妄想から脱却できないでいる。プーチンは帝国主義的な、誇大妄想に走った侵攻を停止して、自国の経済と平和的努力に道を開くべきだといってきたが、やめそうにもなく明らかに顕著な老害である。その経済的、国民的、国家的被害も莫大である。
  加えて懸念されるのは、台・中関係の対立の先鋭化である。台湾総統に新しく就任した頼清徳氏は、台湾の独立を掲げて対中政策に対し強硬な姿勢を崩さないし、一方、中国の習近平主席は、台湾は中国の一部であり、独立を主張する台湾政権とは厳しく対立してきており、習近平は、武力による台湾統一も辞さない姿勢を打ち出してきている。台湾を支持してアメリカのバイデンも軍事的、経済的提携を強力に進めてきており、台湾海峡の波高しで、緊張の火種は絶えない情況である。

  そして注目のアメリカの大統領選挙であるが、共和党のから立候補しているトランプの刑事訴訟の判決が有罪と確定された。昨日の、陪審員十二名の全員の評決であった。刑事被告人がアメリカの大統領選挙に立つという異常な光景であり、有罪が確定したトランプの自らの擁護のために、これから先どのような戦略を立ててくるか、両者の選挙戦は混沌の域である。民主主義の殿堂を自認するアメリカで起きている摩訶不思議な政治的現象が、トランプの異常性によって国民の分断と対立に、ますます拍車をかけている状況は信じがたいものがある。斯くして、内外の情勢は相変わらず騒然とした状況の中に渦巻いており、我々経済人の立ち位置も先をしっかりと見据えて経済活動に立ち向かっていかなければならない。   続      六月一日

 時価総額3兆ドル

  外国株に疎い小生ではある、近年発達が顕著なAIや、IT産業が幅広く世界経済をリードしていく姿に大きな関心を持ち続けてきた。そうした中でAIの開発や運営に必要な、データーセンター向けの画像処理の装置の開発を手掛けている、エヌディアという名の会社について大いに注目してきていた。同社は無論ニューヨークのジャスタッグ市場に上場されている会社であるが、上場時の昔の株価は精々五十ドル、あるいはそれ以下を割るような低位に推移していたに違いない。最近のIT産業や人工頭脳の発達によって、全ての通信機関や産業分野において、半導体が急速な発展を遂げると、同社の手掛ける部品は、あらゆる分野で欠かせない部品の提供を担うようになった。猛烈な会社の発展は、そうした世界の産業構造の変革をもたらす現実を背景に、急成長をとげてきたのである。

  しかも短期間のうちと言っていいだろう。同社の株価の推移を見ていると、2022年12月に200ドル前後していた株価は一年後の23年12月には、2倍の500ドル台に乗せた。そして今年24年には半年足らずで、1250ドルをつける急騰ぶりである。結果、時価総額は3兆ドルを超える状態にまで膨張している。正に驚異的と言っていいだろう。470兆円という規模であり、日本の国の借金の三分の一にも相当する額である。
  日本の政府の債務は正確には1297兆円という巨額なものである。贅沢な考え方をするわけではないが、こうした企業が三社あれば日本の財政赤字はたちどころに清算されてしまう金額である。三つの巨額な数字は、これからますます膨張するに違いない。しかもエヌビディアの時価総額の数字は、販売網の拡充にしたってますます加速されていくに違いない。今日の経済スキームを跨いで発展していく企業の巨大化した、化け物に似た成長ぶりである。

  バスに乗り遅れまいと小生もわずかな資金を投入して昨年10月あたりに、英国アームの新規公開株の寄りつきを購入した。最初の売り出し価格が52㌦だったと思う。購入したのは確か初値の56ドル40セントだと思う。買い注文が殺到してくるに違いないと思って80ドルという買い指値を入れたので、寄りつきの56㌦40セントの値段で買うことが出来た。上場後は大した値動きではなく、50ドルを割ったっりする場面もあったが次第に落ち着いた値動きになった。第一四半期の良好な決算の発表があってのち、株価が顕著な上昇を見せるようになった。購入した意図は長期投資であり、AI、ITといった世界的潮流に乗って、同じ雲に乗って世界を俯瞰したいと思ったが故である。
  アームの大株主は孫正義率いるソフトバンク・グループであり、アームの会社の株の9割を所有している。アームの上場以来、ソフトバンク・グループは東京市場で最近は1万円をつける勢いである。因みに同社の株価は、今年正月には6000円前後であったが、アームの上場で一気に資産価値を高めて、アームの株価と連動する形になってきている。アームの株価は好調な決算発表を受けて急騰し、一時は160㌦あたりまで急伸したが、上下を繰り返し現在は135ドル近辺で推移している。それでも公開値の倍以上になっている。もっと買っておけばよかったなあと取らぬ皮算用である。

  エヌビデイアは今度、10分の一に分割されるという。一株100ドル台で買えるというから再び人気が集まることだろう。時代とともに投資家の姿勢も大きく変わってきた。長い目で見れば買いかもしれないが、あくまで将来のこと、夢の泡ということも世界経済情勢の急激な変化ではありうることなので、気を締めてかかる必要がある。昔から、相場の世界では、道理が通じないのが株式相場の世界であり、逆もまた真なりと称して正直のところ橋を渡れないことがある。人間の欲を赤裸々に表している世界でもあり、考えることはおおむね同じであって低い配当、果実に甘んじなければならない時もある。人の行く裏に道あり花の山、株の投資で蔵が建つ時がないともいうし、短期を狙う投機家には常に厳しい逆風にさらされること請け合いである。  6月3日


利下げ圧力

  アメリカの連邦準備制度理事会のパウエル議長の発言が注目されるゆえんだが、このところ市場では実態を織り込んで市場金利は低下の傾向にある。因みにインターネットで調べると30年物のひところの4,7辺りから下落し昨日のアメリカ国債の価格は4,443あたりに推移していることから推察して、金利の低下を占って見ている。因みにストリップ債の値だんは27㌦,8あたりから30ドル台に乗せてきている。安全を見込んで期待されて買い付けた投資家は、二年ごろ前は40ドル台で買っていた向きは、金利の値下がりを見越して債券価格の上昇を期待していたが、現状は斯くの有り様で、見事に裏切られてしまった。
  アメリカの金利上昇はこのところの二、三年前からインフレ抑制に徐々に上昇し、2022年1月の0,25パーセントから23年1月には4パーセント台に乗せ、利下げ期待に反して24年1月には5,5パーセントに上昇、以降5,5パーセントの金利を毎月据え置いてきている。物価上昇は鈍化してきているが、依然として生産活動が活発化しているところから、金利の値下げの時期を伺ってきているが、当局はなかなか利下げに踏み切れないでいる。明日発表されるアメリカの雇用統計の推移によっては、状況の変化が大きく左右されるに違いない。市場予想を大きく上回ると、利下げの機運がまたぞろ遠のいてしまうことにもなる。

  すなわち政策当局はインフレ抑制が最大の目的であるから、アメリカ経済の底堅さと購買力の強さと、生産力の活発な力は軟化せずに堅調な兆候を見て、なかなか金利を下げることが出来ない情勢である。しかしながら若干市場関係者の声と市場での幾多の指標は、金利の利下げに有力な根拠を与える指標が散見されるようになってきた。安定的な債券を買っている投資家に対しては、ここ二、三年の想定外の金利上昇の情勢を受けて、所持する債権の価格が急落していることから、大きな損失を出してきている現状は、いたずらに看過できないものがある。安全資産と認識している債券価格が、二割も三割も急落しているということは、通常考えられないことである。ようやく価格の上昇に向かって動き出した債券市場に、投資家は安どの念を隠し切れない。

プーチンのあきれた和平条件

  収拾のつけがたきガザ地区のイスラエルとガザ地区との停戦交渉と、その後の復興計画について、テーブルについている関係国が合意に近づきつつある状況は好ましい限りである。人質解放を口実に、野蛮な攻撃を繰り返すイスラエルに対し国際世論が怒りに沸騰している。交渉が成立して停戦に持ち込み、虐殺に等しいイスラエルの軍事作戦を止めさせないと、平和に暮らしていた市民を更に地獄に貶めていくばかりである。ハマスとやら、わけのわからぬ武装集団も地上にいる資格がない。最初に攻撃を仕掛けて人質を拉致し、これを武器の盾にして戦闘を有利に運ぼうとしていたが、イスラエルも猛攻に会い、壊滅に近い犠牲を出している。
  小職が以前から申しているように、ハマスという武装組織は、ガザ地区を統治する資格がない。ハマスは、ガザ地区の市民を盾にして自軍の守りを優先し、市民を野蛮な戦闘から守ろうとする気概も気力も皆無である。単なる暴力的集団に過ぎないし。国家的統治すら与えるべき存在ではない。解体し、あたらしきガザ地区の民意を樹立した新しき統治に切り替えるべく、民意を結集すべきである。あのあたりの、中東地域には過激的行動を以て国の統治を図ろうとする集団があまりにも顕著である。犠牲になるのは市民であり、国民である。

  ハマスとイスラエルの交渉を見て慌てだしているのが最近のプーチンである。ウクライナの国境を越境して軍事作戦を展開したプーチンは、二、三日でウクライナを降伏させると豪語して戦略を誤った。ウクライナの国民的統治を馬鹿にしてかかったプーチンの、敗軍に近い誤算である。大きな犠牲を払っていまだにウクライナの国民的抵抗にあって、苦戦を強いられてる。ウクライナとの戦闘は、古い軍隊と、弾薬の在庫処分に使われ、今やその在庫も底をつき新たに北朝鮮などからの、他国からの調達に走っている始末である。ロシアの場合は、歴史的に見てもその南下政策は変わらず、かっての旧ソビエット時代の帝国主義発想を以て弱小国家を侵略しながら領土の拡張に努めている。

  プーチンは14日、ウクライナとの和平交渉の条件として独善的な提案を行ってきたという。すなわち、ロシアが一方的に併合宣言したウクライナ4州について、ウクライナ軍の同州からの完全撤退を要求してきている。そもそもウクライナの4州については、ロシアが同地域に潜入するロシア系住民を扇動し、その混乱の乗じて占拠し、一方的に併合したに過ぎず、侵略行為そのものである。ロシア軍がむしろ同地域から撤退すべきウクライナの領土であり、ウクライナの主権の及んだ地域である。又ウクライナが北大西洋条約機構への加盟を断念すべきことを条件にしている。はき違いにもほどがある。そもそもクリミア半島からの撤退をロシアに要求しなければならない。盗人猛々しとは、プーチンの、このことかもしれない。6月15日


    碧天に湧き立つ雲

  カンカン照りのカンカン帽子ではないが、今でいう熱中症なる現象は、地球温暖化の社会的警鐘とともにはやってきた言葉のように思うが、昨今の日照りには、うかつに気を許すことはできない。街なかを歩いている時でもなるべく日陰となる場所を選びながら歩いて行かないと、いつの間にか頭がぐらついて、支えがきかなくなってふらつくような症状になってからでは気づくのが遅すぎる。もはや熱中症の一歩手前であって、まかり間違えば救急車に運ばれたりしないとも限らない。日照りを避けて水分の補給に努めて、睡眠もよくとるといったところまで記憶を配らないと、特にこの夏場の暑さは体にとって危険である。熱中症にかかったりすると、治癒された後でも、複雑な後遺症に悩まされたりすることが多いと聞く。新型コロナの場合と同じである。
  7月7日の七夕選挙となる都知事選挙も、俄かにざわついてきた。政権の座に就くと、年期が経つにつれて初心の活発な情熱は殊更冷めてくることは仕方がない。機械の稼働も時間に比例して部品が摩滅してくることは当然の理である。謂うところの金属疲労である。それと一緒で人間も年季を重ねることによって熟達するが、ホルモンの分泌が年々減少して寿命という宿命に至る。老害である。老害による症状は消化器機に始まり、細胞の組織に影響してくる。
  都政に君臨して8年、小池都政はその間コロナのパンデミックにの時期に遭遇しながらよくこれを克服し、影響を最小限に抑え込んだことは立派であった。東京オリンピックは一年延期したものの成功裏におさめ、又、大東京の改造計画も困難を乗り越えてりっぱにはたしてきたほうである。文句をつけて減点させるほどのこともないし、しいて言えば人口集中を野放図に放置したままというところかもしれない。中央の政争を都の運営にもちこんだりせずに、都政に専念してきた点は清潔感をもたらして女性ならではの力量発揮である。女帝小池知事という流言飛語もあったりするが、権力の中枢にある以上避けて通れない気がする。つまり善政を敷いていても長くとどまれば愚痴も出てくるし、理由なき不満も湧出してくるものである。
  俗諺で恐縮だが、女房と畳は新しい方がいいという話になるだろう。そしてまた、コップの水も古くなれば濁ってくるとは昔、政治家の浅沼稲次郎は常に言っていた言葉である。野党の立場から、自民党に対し常に吐いていた言葉である。入れ替えも必要とのことだろう。小池都政もあと一期というと通算3期ということになり、小池都政も通算して12年という計算になる。長短の問題を含んでいるが、ここに立憲民主党の参議院議員の蓮肪氏が出馬表明するに至ったので、知名度の高い二人の首都一騎打ち戦を展開する結果になった。有権者としては興味津々の展開で、関心度は急上昇中である。世界に冠たる大都市として、将来に向けた魅力ある大都市として、これから先の巨大都市、東京をどのように仕上げていったらいいか、際限なき構造改革を持続させていく原動力を発揮させていかなければならない。その行政をつかさどる指導者の選出である。選挙に臨む都民の、優れた判断と責任がかかっている。

夏雲の立ち騒ぐ日に政界に俄かに走る解散の報

東京都都知事戦に立憲の蓮舫氏が立ち激戦とはなる

清潔感あふるる都知事候補者の小池、蓮旁の一戦に目を向く

活躍す女性政治家の両者とも誇りに思ふ我がくにたみ

小池氏も三期となれば良政も飽きて都民の浮気心よ

けしからん風潮成りき泡沫の候補者何と五十余名に

権力の座に就く女性政治家の欲望のなく治む民政

二階派の二階の如き悪童の老ひても金権の権化とぞ化す

世の中の自由と平和は政治家の理想と理念の要ともなる

今むかし政治と金はつきものに税の収奪を如何にはかるや

アパートを住みかに政治に志す浅沼稲次郎の志向高きも

自民党旧安倍派の連中の裏金つくりに狂奔のさま

政治資金規正法のざる法と裏金の味覚ゆ悪道

裏金の味を覚へし議員らの中毒症状を呈す明ら

裏金の怖さに懲りず政治家のなほも執着致す金の流れに

麻薬にも似て甘き汁舐めて来し国会議員の凝りぬ行動

大型の政治家浅沼稲次郎人間機関車の仇名身につけ

山程の金積まれても微動だにせぬ政治家のいずくありしか

トランプの如き赤裸々な人物が金を手にして乱す世相を

アメリカの社会に良くぞ民主主義根付くと思ひ日夜怯へり

トランプの如き怪物が現れて度を越す異色に先を憂へり

良識のいづくに在りやUSの国民の確たる意志を問ひけり

今は亡き吉村正の解明す現代政治のありよふを見て

トランプの奇人変人の不死身なり堀江教授の如何に解くかや

迫りくる大統領選のいずれにかバイデン・トランプの一騎打ちなり

バイデンの穏健政治の原理こそアメリカ民主政治の要と

無秩序と破壊の政治を顧みて我が国政治の如何に在るべき

戦争の遂行に躍起の世の中で我が国体をいかに維持せん

国策の美名に隠れ侵略す領土と富をねらふ悪者

大国が貧しき国を蹂りんす帝国主義の未まだ止まらず

前時代的妄想の習近平、プーチン思想の他国侵略

国民の自由と平和を踏みにじり戦場と化す野蛮なる奴

国民の生命財産を無に帰して私腹を肥やす独裁者たち

この青き丸ろき地球を破壊してバッコの戦争犯罪者たち

国連の司法当局に手配さる戦争犯罪の実行者として

指名手配されたるプーチンとネタニアフ人民虐殺行為を理由に

  

   北朝鮮を訪問するプーチン

  国際司法裁判所からしみてはいだれているプーチンだが、うかつに外国には行けない身の上でありながら、北朝鮮だけには安心して外出できる先になっている。そして今回も北朝鮮とロシアとの間で、軍事同盟に近い二国間条約を締結した。時期的に利害関係が一致して、予想されたこととはいえ両国が目論む二国間の結束に、民主主義陣営の安全保障上の懸念も想起されて大きな衝撃が走った。ウクライナ戦争で砲弾などの軍事物資が枯渇してきているロシアは、北朝鮮の新旧交えたた軍事兵器、物資の在庫に頼らざるを得ない情況にもなっている。落ちるところまで堕ちたという感じである。厳しい情報規制を敷かれたロシアでは、ウクライナとの戦況について正しい情報を得られないでいるため、兵員不足を補う徴兵制についても国民は、戦意、国威高揚のため疑うことなく若者を戦地に率先して送り込んでいる始末である。後で位牌が送り返されてくることを知らされていないわけだ。地獄の沙汰としか言いようがない。
  軍事同盟では、友好関係に立つ同盟の一方が、他国の第三者から攻撃を受けた場合には、これを自国への攻撃とみなし協力して第三者への反撃を行うという趣旨のものである。北朝鮮と対立する韓国は反発して、日・米・韓の連携を強化し、北朝鮮と対峙する結果になっている。幸いなことに中国が北・ロの今回の連携強化に対して一定の距離を置いて静観しているが、中国もアジア・南太平洋の海域進出を図り力による現状変更を行っているので、予断を許さない情況の展開となっている。日本は冷静沈着に事に処し、いかなる挑発にも乗じたりすることなく、外交交渉による解決を第一義的に考慮し政策の選択を図っていかなければならない。    6月20日


美しきこの惑星に生を受け水に生きるは幸ひなりき

かけがえの無きこの惑星に生をうけ神の恩恵を受くる我が身は

好戦的政治家の台頭を懸念して地球儀ぐるっと廻はし見るかな

フランスもイスラエルにも台頭す極右勢力の波うねりくる

目茶苦茶にされたる大和まほろばも東条英機らの戦犯の手で

愚かなるやからが政治を司どり国と民とが犠牲になりぬ

いつの世も人も祖国も渦中にて争ひやまずやくざ社会よ

世の中の右傾化けだしこの先の人行く道を閉ざす風潮

手配さる国際的に戦争の犯罪者としてプーチン・ネタニアフ


教会の道ゆきに咲くあじさひのしたたり落ちる濃むらさきかな

道のべのほとけを包み咲く花のあじさひの色青きその雨

ふりしきる小雨に深く色染めてあじさいの濃く落ちるしたたり

沈思黙考

小雨降るこの夜も更けてしみじみと妻の容体を案じけるかな

病状を聞きなるほどと思ふふし気に病むことの深くありしも

何はともあれ我が妻の回復を祈りて額に湿布置くなり

我が妻の賢くあれば誇りにも思ひて今に至る我なり

我が妻のコロナにかかる後遺症とも伺ひて思ひ過ぐる夜

愛らしき花だと妻の知らせける芝生に咲きぬねじり草かな

妻が刈るあとの芝生のなかに咲くピンクの花のねじり草かな

寝たきりになりては困まると我が妻を起こして平常の時にあらしむ

頭(ず)が重い気分が悪ろしと妻が云ふかつてなき事ゆえに惑へり

医者がきてコロナのあとの症状にも頭痛をさして申し述べゆく

はからずもコロナにかかり十日近く良き回復と思う矢先に

もしかしてコロナ罹患の後遺症とも判ればそれなりに又

照らし出す庭の小雨の小夜更けてひとり机に向ふ我なり

何もせで内にぼんやり過す身の障りておのずとうつになるかも

病状によっては大き病院に入る事にとなると云ふ医師

YUKAが云ふ体調わろしとフェイスブックに医者の診療をすゝむ我なり

今までになき病状に戸惑ひぬ妻の今日の日の今の容態

小雨だな今夜の雨の細々と我が心にもしみて濡れしも

しとしとと青い小粒の雨が降る静けき夜のしじまくぐりつ

碧雲を突き青き竜が立ちのぼる意気横溢し渦を巻きつつ

近頃の金運の兆し身につきて手応えあれば先を安んず

米国債価格もようやく上昇にてあれから三年の歳月経つ

立ち上がり食事をとれば生き生きと素ぶりよろしき今朝の妻かな

近ごろの資金運用に光さしセイロ―サンバイオの株価あがりぬ

積年の思いつのりてサンバイオ連日の株価ストップなりぬ

持ち株の株価の激しく乱高下致す連日の活況なりき

症状にコロナ後遺症の疑義ありて頭痛だるさを訴えにけり

金袋くわえた鷹が目をこらしあかねの空を眺め居るなり

太き足構へて松の枝にとまる獲物をこらし動かざりける

爪をとぎ獲物をねらふまなざしの鋭くとらふ鷹の今にて

富士山を大きくめぐり飛ぶ鷹の空のはるかに光る夕べに

森ふかくいずくの松の枝に休む鷹の孤独にすぐる今宵は

かっこうの声のはるかに聞こえ来て時に合せて鷹の舞ふ原

大鷲の夕焼空を飛び越えていずくの宿へ求め行かむや

大たかの爪にかかれる野うさぎの宙に浮きつつ空を飛び行く

大荒るる線状降水帯の過ぎ去りて青空に浮く白き月影

天空に荒るる嵐の過ぎ去りて俄かにかかる丸ろき虹かな

雨雲の去りたるあとの青空に大きくかかる虹と三ケ月

大量の雨をもたらす嵐去り雲間に眺む白き三ケ月

全米の記録的猛暑に山火事と洪水が各地に及ぶ被害に

記録的地球的猛暑が襲ひ来て気候変動の斯くやいかにも

万象をくまなく照らしこれの世に生命吹きこむ天つ神かな

我が在る意味を捉えて類ひなき宇宙の果てに在りし神かな

深海にレアメタルの鉱脈を小笠原の南海に見つけ出したり

日本の南の海の底深く眠るレアメタルの鉱脈の在ると

日本も資源国との望み得て躍如たりしも国威高揚

和歌を詠み株式アームに投資して畑を耕し生きる日々かな

プラトンも思案に暮れぬ己が身の生死にいずれ下す日の来て

悩み抜き苦しむ末のプラトンの何んぞ定めや人の命の

悠然と南山を見て菊を採る陶淵明の日々の如何にも


ゆく末は空行く雲と相習ひゆく身とあらば楽しくもあれ

行く末はかすみの国に尽きるとも草木のゆるる花の下にて

禅僧の山にこもりてひたすらに身と対峙して動かざりけり

立憲の泉ならずも身を引けと岸田に迫ることも正しき

国会は政治と金の泥臭さ解けずに又も閉幕となり


  

社団法人 昭和経済会
理事長 佐々木誠吾


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