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公益社団法人昭和経済会

理事長室より
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理事長室より

VOL.18.4


復活祭

  今日は復活祭である。教会では主の恵みに感謝して、主の復活を喜び祝う祈りがささげられた。ルカの福音書を拝読して、十字架に架けられて死して葬られたイエスが、三日目に蘇り、天に昇って行った劇的な光景を思い浮かべて、祈りを捧げた。
 
  この日は聖餐式でもあった。パンと葡萄酒をイエスから授かった。そして復活祭の今日、一年前に九州の佐賀教会の相原牧師の紹介で、この玉川神の教会に見えた古賀絵美嬢が洗礼を受けた。
古賀譲は、佐賀大学大学院を卒業した後、大手T会社の研究室に勤務している才媛の乙女である。

  母親を残し、転勤のため上京した。可愛らしいし、育ちの良いお嬢さんである。そして心根のやさしい気品に満ちたお嬢さんである。洗礼式が終わってから午後、彼女の洗礼を祝し愛餐会が行われ、皆で楽しく昼食をとった。家内は、一人で上京している彼女を殊のほか親切に見てやっているし、自宅にも招いて会食をしたりしている。私は彼女に一首を詠んで紙に書き、祝福して手渡して差し上げた。


早乙女の神のしもべとなりし身の桜吹雪のなかに立つ君          4月1日

主としと中國を狙い撃ちにしたアメリカの関税引き上げに対し、中国が対抗措置を発表した。トランプと違って、習近平が大人の風格を以て、もう少し落ち着いてているかと思っていた。朝鮮半島情勢も微妙に絡んでいるだろう。今後、さらなる貿易戦争に拡大しなければいいがと思っている。これを受けて先程始まったニューヨーク株式市場が500ドル以上、大きく急落している。

中国のとった報復措置は、相手を十分意識したもので、これを以て直ちに全面戦争というわけではない。アメリカについても。そのことは同じである。貿易額でもっと度合いの大きなものは、アメリカが打って出てくる知的財産権に関する措置である。中国はそうした時に対応すべく今は出さずに、本気度を抑えたものになっている。目下は相手の出方を覗っているところだろう。いがみ合っていても、お互いの交渉だから、理解と信頼が必要だ。但し、貿易と云うのは、両者が共に敗者となること必定。いい加減なところで手を緩め、お互いが歩み寄ることである。トランプが得意とするプロレスと一緒である。手加減を知らないと、相手を殺してしまい、ルール違反となる。

北朝鮮と朝鮮半島問題に中国が割って出てきた情勢をにらんで、米・中の駆け引きがすでに始まっている。ロシアもいずれ表に出てくるだろう。大国のはざまに在って韓国と北朝鮮の当事国が、埋没する恐れがある。要注意だ。
立ち遅れている日本だが、日本独自の打つ手を積極的に展開していかないと、従来型の主張を繰り返していては、それこそ鼻つまみを喰らって、置いてきぼりをされる可能性が大である。時、ここに至っても、声高に制裁と圧力の一点張りでは、芸が無さすぎる。ましてや日本は、世界唯一の被爆国であり、民主主義、平和主義を掲げる国である。こうした時の使命、責務と云ったことを忘れてはならない。
北朝鮮に日本の代表部を置くくらいでないといけない。   4月2日23時

オフィスの窓から見た八重洲の外堀通りの「染井吉野」のさくらは既に葉桜となってしまった。代わって直ぐ脇の銀座1丁目の、「銀座さくら通り」の八重桜が満開である。さくら通りは、外堀通りと銀座中央通りを結ぶ全長500メートルほどの距離である。両側に三十本ほどの八重桜が木が植わっている。今、濃い桃色の花が、この銀座さくら通りを埋め尽くしている。豪華絢爛の風情である。この八重桜は、染井吉野と違って、花持ちが良い。しばらくの間、「銀座さくら通り」の華やかな風景が堪能でlきそうである。昔は「銀座の柳 今日も暮れて・・・」と歌にも歌われた.この先の2丁目の通りは「柳通り」である。今は「銀座のさくら」の方が幅を利かせて、観光客の人気を博している。今日の初夏の陽気に、大勢の人が上着を脱いで、このさくら通りを埋め尽くしていた。 

三日見ぬ間の桜哉かな、潔く散っていく桜に喩えて今までも日本人が命を落として行った話が伝えられているほどに、良し悪しにつけ、桜は、日本人の精神的象徴として結び付けられている。 花のいのちは短くて苦しきことの多かりき 、これは林芙美子の放浪記に書いてある。   4月4日

R法案(カジノ)が国会審議にかけられ現実味を帯びてきた。日本に三か所設ける構想である。九州、本州、北海道の三か所に分散して、大規模な地方活性化の起爆的効果を狙って取り組む。
以前、アメリカのラスベカスに行ったが、あの活気は別な意味で異常なくらいの活況ぶりである。そもそも荒涼とした砂漠地帯で役立たずの場所であった。それが目を奪うばかりの大都会に変身し、周辺に商業都市、住宅地が拡大した。

日本では九州が福岡、本州に名古屋、北海道に釧路とすると良い。既に各自自体が誘致に名乗りを上げている。背後に観光地を控え、港を持っているので大型観光船の寄港も可能になって外国観光客の移動に適している。

例えば釧路。太平洋に向けた釧路港があり漁業が盛んである。観光資源の魅力も豊富だ。釧路湿原や、阿寒国立公園が背後に控えている。広大な原野が広がっていて開発しやすい。できれば空港の建設も可能である。インフラ投資で、北海道は大きな注目を浴びて、内陸部への波及効果は絶大である。
本邦からの、特に東京からの人口移動を促し、一極集中化に歯止めをかけることもできる。日本列島の太平洋側が連鎖状になって、南の福岡、中央の名古屋、そして北の釧路と結びつけて海、陸、空と交通路を結びつけることだ。太平洋ベルト地帯の効果を発揮し、国土が少しでも共に平均して栄えることを目指すべきである。  4月4日

テレビ東京の経済番組、モーサテ20周年と、WBS30周年を記念して両番組のメイン・キャスターの佐々木明子アナウンサーと、大江麻理子アナウンサーの対談が、今夕6時から行われた。会場は六本木グランド・タワー1階の、豪華な駅前特設ステージ。進行は矢内アナウンサー。妻と友人の中山さん、それと会社の仕事を終えて会場に馳せ参じた小生と、会場の一番前の特等席で聴くことが出来た。

題して、WBS大江麻理子キャスターと、モーサテの佐々木明子キャスターに依る「一夜限りのスペシャル・トーク、テレビ東京経済ニュース・裏側2018」、両キャスターの視点でトークを展開する特別企画であった。
当代きっての女性人気アナウンサーの登場とあって、会場は満員の人だった。経済に関心の高い視聴者が、予め申し込んで参加することが出来た。

対談は、テレビの画面には出てこない、取って置きの特別な話題を中心に、難しい経済問題をわかり易く話し合ってくれた。現場の生々しい取材活動の、数々のうら話なども興味深々で、勉強になるものばかりであった。

番組を構成する裏方の大変な仕事ぶりなども語ってくれた。残念ながら、あっという間に一時間が過ぎてしまった。二人のスペシャル・トークは経済中心の話ながら、二人の理知的で明るく、よどみないトークに魅せられて聞き入った。笑いを誘ったりしてリラックスし、壇上は若々しく溌剌の気に満ちて実に魅力的だった。時間の経つのも忘れるくらい夢中で聴いていたし、大きな拍手の内に7時に終了した。内容充実、そして華やかな記念事業で思い出に残るものであった。
贅沢な注文をするわけではないが、又企画してもらいたいと、尚、定期的にお願いできれば視聴者は大いに感謝するところである。     4月6日

快晴。今日は朝からの庭掃除のあと、いつものように教会の日曜礼拝に行く。午後一時から、身内の誕生日祝いの昼食の席に、妻と一緒に代官山の店に赴いた。向かった会場は、代官山の繁華街にある中華料理の美味飲茶酒楼。楽しい会食は豪華な盛り付けの上に、各自が好みに合わせて注文を追加、美味しく賞味して満足である。慣れていれば、友達の皆さんと同様、料理を写真に撮ってフェイスブックに載せたいところ。
終了後、娘夫婦と代官山駅近くのコーヒー・ショップで歓談する。この街全体が明るくハイカラな雰囲気で、若者志向の活気があって楽しめる。入った店も、ニューヨーク・マンハッタンのヤンキー・ハウスを思い出した。西部劇に出てくるような、荒っぽいテーブルや椅子が気に入った。流し目に見たカウボーイ・ハットの若者、長いカウンターの上をウイスキーの瓶が、滑ってくるようだ。     4月8日

最近のこと、足腰を鍛えるためにナイスデイと云う名の運動器具を買った。運動器具と云った大げさなものではないが、それに近いものである。近所に住む草笛光子さんがテレビ広告の宣伝に出ていて、ダンベルに両足を載せて交互に踏む器具である。回数は人によって適宜に行うとして、二、三日続けていたら何となくウサギが跳ねるように歩行が軽くなったような気がして、そのまま折を見ながら続けている。毎日の通勤で足腰は普通であり、幸い慣れた歩行を続けているが、それだけでは鍛えているとは言えない。リタイアした人で万歩計を以て歩いている高齢者もいる。以前はジムに通ったりしていたが、時間的に余裕がつかなくなってきているし、通うことが億劫になってきている。私は精神的、肉体的には高齢者ではないと思っているが、物事には自覚して努力してやってみると云うことも大切である。
朝の通勤時では避けて入るが、仕事を終えて帰る時である。会社を出て交差点が青から黄色になったりするときには、小走りしてわたっていく場合がある。そんな時にはそのまま銀座インズのわきの歩道を数寄屋橋交差点に向かって2ブロック程走って行くとすると、約三百メートル位は走った勘定になる。つまり銀座1丁目から3丁目までの僅かな距離である。呼吸も荒くなって深呼吸を繰り返したりして、数寄屋橋交差点の交番までに着く。そして脇の階段を下りて地下鉄の入り口に入ることにしている。少しばかり運動をした結果になるのではないかと、自分を納得させて自己満足している。庭畑の仕事も、庭仕事も、もともと好きなことには違いないが、同時に健康のためであり、精神修業にもつながると思ってやっていることでもある。病気のことは医者に相談するとし、あとは自分自身注意して、人に迷惑をかけず健康でいたいという一念からである。    4月8日


エンゼルスの大谷翔平選手が米大リーグの歴史に残る、「投打の二刀流選手」としてグランドに登板以降、目を奪い、胸を奮わせるような大活躍で、野球界が沸騰している。

今までの実績は三試合で、打率4割6分2厘をマークした。しかも本塁打が3本、7打点である。投手でも8日の7回に1安打を許したものの無失点で、2勝目を挙げた。胸のすくような豪快、且つスマートな活躍ぶりである。バランスととれた堂々の体格、弱冠23歳の好男子。もともと温厚で誠実な性格が明るい童顔に表れていて、その方でも人間的に魅力的である。
この快挙に対し、米大リーグ機構は大谷選手を名誉ある週間MVPに選出した。実に48年振りであり、「二刀流選手」としては歴史上初めてのことである。全米の野球ファンを沸かせ連日、SHOW・TIMEのプラカードを以てスタンドを埋め尽くしている。あっ晴れ、日本の快男児!。投打の活躍でこれから益々、歴史的記録を塗り替えていくだろう。人柄とマスクの良さ、育ちの良さの好男子、大谷選手に、以前から妻も惚れこんている。小生を含め、世界の野球ファンが応援しているぞ!      4月10日


近代史の特徴は、世界を二分する思想的、政策的対立である。資本主義と、社会主義。

資本主義側のトランプが、強烈な関税引き上げの保護主義政策に出たのに対し、社会主義側の習近平は、資本と技術などの市場開放、自由主義経済の堅持と提唱している。 どっちがどっちだか分からぬ、立場が逆転てししまった。アメリカの習近平、中国のトランプ。おっと、間違えそうだ。

ニューヨーク株式市場は、トランプの発言で急落し、習近平の発言で急騰する場面。今までの常識では考えられない奇妙な現象である。

ツウィッターの発信よりも国際社会の普遍性を追求し、自由と正義と公正に基く政策の実行こそが優先である。     4月12日


懇意にしている東証・上場企業の会社社長あてにエールのメールを送った。付き合い上、古くから他にも数社の株主になっているので、3月の決算発表を終え、6月の総会に向けて各社とも経営のトップは多忙である。願わくば、好調な業績をさらに伸ばし、国際社会の競争力に打ち勝って、社会に貢献してもらいたい。送ったメールとは。
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爽やかな初夏の頃合いとなりました。お忙しいことと思います。
お話の通り、6月の株主総会は決算と同様、大兄の社長就任後、初めてのもので、社歴的にも意義深いものとなります。特に株主総会はシャン・シャン・シャンで短時間で終わらせる場合もありますが、時には、社長ご自身の将来を大観してドリームを大胆に披露する場でもあります。

御社の場合、過去十数年の前社長の社風、方針、もしかすると旧弊を脱し、以前とは違った持ち味を出して新しい道を伐り開き、精気溌剌、独自の魅力を添えて経営方針に弾みをつけるることも新鮮、且つ爽快な感じを受けます。

ご貴台が、全力投球で総会の準備中と申される深い意味を汲み取っています。北大の寮歌も然り、「ああ、玉杯に花受けて・・・」の。旧制第一高等学校の寮歌を口づさんでいますが、気宇壮大の気概を以て、どうぞ縦横に活躍されますことを祈念しております。
又、時間を作って懇親の席を設けたいと思っています。 敬具

  4月12日  

雨風の止みて牡丹の花ひらく三つ華やかに色は真紅に
穏やかな日差しに牡丹の花ひらく極むる色の濃むらさき哉
ぼうたんの花の王者の風格に夕映え赤く燃え盛りけり
牡丹咲くあしたに激しき雨風の止みてわが家の誇らしげなり
ぼうたんの見事に咲きぬ今朝三つ夕べの月に艶めき染めり

         *
庭の牡丹が花開いた。今日まで残った一株だが、いつの間にか太い幹に育って、大した手入れもしないまま年月が過ぎ、むしろ愛おしく思っている。今年は大輪の花を同時に三つつけた。真紅の色が濃むらさきと云っていいほどに深い色あいで、立ち姿は立派である。雨が降るようであれば、番傘を差してやるつもりでいる。昼間ばかりではない、夕日の中の牡丹、月夜の牡丹、豪華絢爛の風情に見とれて忘れがたいものがる。
         *
ドトールの店で夕方の一時間ほど、俳句を作っていた。和歌と同じく、牡丹の俳句である。おおよそ六十句、趣向を凝らして見ると、俳句が、自分で云うのも何だけど、名句が沢山浮かんでくる。こんなに作ってもらって、牡丹も嬉しいだろうなあ    4月15日

シリアのアサドに、トランプのミサイルが飛んだ。標的はシリアの化学兵器の施設で。攻撃にはイギリスとフランスも参加した。トランプが云うように攻撃は完璧であった。プーチンがこれに怒っている。しかしプーチンは、むきになって怒ったりしてはいけない。攻撃は限定的で一時的なものであり、トランプ自身のガス抜きでもある。化学兵器を使ったアサドが悪い。
あの国は、米・露の代理戦争の犠牲になっている。アサドが頓馬だからである。統治能力もなく、国民のことを全く考えていない。長い間、多くの国民が独裁者の犠牲に会い、悲惨な生活を強いられてきている。理由は色々とあろうけど、アサドの国は大国の餌食になって、内戦が7年も続いている。どこまで破壊したら気が済むのか。馬鹿としか云いようがない。兵士は皆、外国の傭兵である。アサドに金を出し武器を提供して儲けている奴がいるからだ。
            *
朝鮮半島は、アサドの轍を踏んではならない。ましてや同じ民族同士だ。韓国、北朝鮮が、ここにきて戦場の墓場となっては元も子もない。非核化の実現に向けて、互いに牽制と欺瞞の手を使ってはならない。対立と抗争、そして戦争を回避し、平和と繁栄への道を準備する、今や千載一遇のチャンスである。繰り返すが、愚かなアサドの真似をしてはならない。南北のリーダーの明快で賢明な選択と決断、その勇気が求められている。4月15日


「官僚諸君に告ぐ」

 国会がゆれている。震源地は財務省である。しかも本丸、本省である。複数の官僚が関与したと指摘されている公文書改ざんの問題である。事実だとすれば、国家の威信と存立にかかわる由々しき問題で憂慮に耐えない。
 財務省と云えば、官僚機構の頂点に立つ省庁である。国の行政を司る金庫番でもある。公務員一般に云えることであるが、財務相、そこで働く職員は公僕として、高遠な理念と理想を秘めて、国の為、国民のため、我が国の将来の命運を背負って尽力していくエリート集団である。その職員が国民の信頼を反故にし、国に対する反逆に等しい行為を行ったとあれば論外というしかない。論外であるが故に、小生は論議の外に置き、敢えてこれを問題として取り上げることを避けてきた。
我が昭和経済会は、旧大蔵省、現、財務省の許可を得た公益法人である。私が理事長を務めてから四十年近くが経過した。会自体の歴史はそれ以前にさかのぼる。戦前の軍事優先、軍事独裁時代を経て、戦争に敗れ戦前、戦後の混乱期まで体験している。平和憲法のもと未曽有の経済復興を遂げて今に至っている。その間、旧大蔵省本省の文書課の諸君とは何かとお世話になり、面識もあり、謂ふなれば多くの優秀な官僚諸君との交誼にあづかってきた。
 職員は皆優秀であり、礼儀正しく、正邪を明確にし、職責を全うしている人たちであるだけに、今回の不祥事の発生は、内心たゞならぬ心境をもって憂慮し、見守っているところである。もとより今回、極く一部の官僚職員が憂国の情を以て独断、独走したとして、許されるべきことではない。財務相鳴るがゆえに、これに倣い錯誤、悪意を以て臨むもの無きにしも非ずである。悪しき病原の伝播、蔓延である。そうだとすれば今回の事案は、国政をゆるがし難き事態に発展してきている。根深いものがある事を憂慮している。憶測だが、本件を故に犠牲者まで出てしまった。いずれ、今後の大阪地検の捜査や、財務大臣の指揮のもと、全省をあげて調査する由で、全貌の解明に努力しているところである。その結果を冷静に待って、万般、大誤なきよう善処につとめ、問題の解明に尽力すべきである。
 官僚諸君は、国家と国民の為に人生を尽すと云う大義を抱いて、国と国民の信託をゆだねられていることを自覚している。その理想と理念を汚すことなく、法令の遵守につとめ、本懐をなしとげてゆくことを期待している。理念と信念と自覚を以て中立、公明、公正、明快を以て職務に遇進されることを期待したい。

公文書改ざんに揺るる国会の財務省所管の件なればこそ

顧みれば、悲惨を極めた大東亜戦争は、国会が無能化し、大政翼賛会なを立ち上げ、軍事独裁政治へ突っ走っしていったが、思ふに、官僚諸君の理念なき無為無作が遠固であった。信念堅持して自ずからの理想、理念を生かしし、時代的社会に立ち向かっていたならば、回避しえた事案であり、戦争であった。
 一部官僚諸君の虚偽発言、事実隠ぺい、ねつ造、改ざん行為は日常茶飯事と化し、官僚組織は無力化で鳴きが同然、倫理喪失、腐敗しきっていた。大日本帝国の陸海軍と、大本営発表の振る舞いによって、日本国民は無謀な戦争にかりたてられて、三百万余の犠牲者を出し、国土は壊滅した歴史をまじかに経験している。
 この歴史を直視すれば、国策はどうあるべきか、国民の生活と国益はどうなっているか、政治はどうあるべきか、官僚はいかにあるべきかが一目瞭然である。今回は官僚中の官僚たる組織の中で事が発覚し、国政をゆるがす問題にと発展した。しかし、これはおごりと倫理観念の欠如の結果の何物でもない。組織腐敗を指摘されるが、そうした見方に翻弄されず、世相と世界を大観し、堅実にして懸命な努力が払われることを期待する所である。
 
崇高な理念のもと中立性、公明正大、倫理観念は重大な遵守事項である。この国の官僚組織の腐敗せる一部が全てに及ぶリスクは、国民はもとより、国の存亡にある事を肝に銘じなければならない。

おぞましき高級官僚諸君らの悪しきばっこに憂ふ昨今

公文書偽造改ざんに官僚の意識朦朧の国を憂へり

上級職官僚諸君の陳腐化に国の将来の先を憂慮す

役人の贈収賄の頻ぱんに下級役人に及ぶなきにも

政治家の悪しき根性はさしもがな役人までが汚染さるとは

民主主義三権分立の掟にてこれを死守して民を守らん

優秀な官僚諸君の活躍に国の未来の発展を期さんや

国民の官僚諸君に目を注ぐ厳しさ増すはさしもありなん

この国の官僚諸君の見識と理念の高きはいずく在りしや 2月3日

上記の文は去る2月3日執筆し、昭和経済会の会員諸兄に贈ったものである。改めてこれを当欄に掲載して、警鐘を鳴らす所以である。    4月18日


連日、安倍首相の多忙な日程である。米朝首脳会談を前に、今日午後、首相一行は政府専用機でアメリカのフロリダ州へ向けて出発した。対北朝鮮や通商問題が論じられる。トランプ氏との一連の話し合いは、強固な日米同盟を確認し合いながらも、両者の話し合いは、見方によっては厳しい局面があるかもしれない。相手はアメリカ第一主義のトランプ氏だ。
アメリカと同様、日本の安全保障を第一に、そして北朝鮮の核兵器やミサイルなど、将来、日本にとって脅威となる軍事兵器の放棄を担保しなければならない。紆余曲折は当然ながら、朝鮮半島の平和の実現の暁には、日本は強力な経済協力を通じて活躍の余地は大なるものがある。さりながら、今回のトランプ氏との話し合いについては、この際、国益優先で臨む首相一行の健闘と成果を、心から祈念している。  4月17日

アメリカ訪問中の安倍、トランプ会談が順調に進んでいる。アメリカだけでない日本の安全保障を担保とした交渉の確約を日本側がアメリカに要求し、アメリカは了解した。どこまで理解して、どこまでやってくれるかは疑問だし、トランプの胸の内である。余りにも他人頼みの格好で情けない気がする。
北との交渉は早くからCIAが主導してきている実態が分かった。三週間前からCIA長官がひそかに北の金正恩と体制維持と核廃棄て密談していた。日・米・韓連携が空文化されかねないから、この先注意が必要だ。日本は主流から完全に外された。これからは、将来に向けた独自の構想を建てて、朝鮮半島との政治的経済的な関係の糸口をつかんでいかないといけない。
北朝鮮の体制の維持を担保に、核、ミサイルを破棄させる。結果、北は核を保有する意味がないと云う金氏の思想と一致してくる。戦争状態を解消し、友好条約まで進めることが出来るか。これはアメリカが進めていくだろう。日本は、その時北朝鮮と独自の友好条約を結んで、経済的市場を開拓するべきだ。米・朝会談が成功すれば、将来のアジア地域の大きな政治的地殻変動をもたらすだろう。

日米会談の焦眉の点は貿易問題である。負の負担を強いられないよう交渉の進展を期待している。ゴルフは安倍さんが義理負けしてやった方がいいだろう。なんでも自分が一番で先に出てないと済まない性格だから。  4月19日

 ゴルフを打ち合っているうちに、安倍さんはトランプにかなり譲歩を強いられたようだ。もともと焦った安倍さんだから、足元を見透かされて劣勢位に立たされていた。ポンペオCIA長官が北朝鮮に渡って、交渉してきている事実を会談の席で知らされた安倍さんは、寝耳に水で、トンボの眼鏡で焦点が定まらない。アメリカに出し抜かれて事今に至れば、日本は先回りして北朝鮮と将来、どのように前向きに接していくべきかを考えるべきである。

「成功しないなら会談しない」と発言するトランプ、確信的で自信たっぷりなところを見ると、既に北との話し合いは大方済んで、密約が交わされており、米朝会談の席では合意文書に署名するばかりになっているのかもしれない。核兵器やミサイルの廃棄に概ね合意しているとすれが、これに越したことはない。外野席に立っていると、つんぼ桟敷同様でさっぱりわからないが、実際のトランプと金の言動から、あまりにも息が合いすぎる感じがする。強気に出ては豹変するランプなので、うっかりできない話し相手である。
トランプは兎も角、安倍さんは呑気にゴルフなど打っている暇はないはずだ。帰ってくれば、何だか判らない、下らぬセクハラの後始末が待っている。内閣支持率31%で、起死回生で打った今回の日米会談。両国の間に波風が立たずに済んで良い結果を持ち帰ったが、しかし内憂外患、そして四面楚歌。相次ぐ不祥事の始末が後手後手に回り、党内のあちこちから不協和音が噴きだし、謀反の手が蠢いている。小泉元首相がはしゃいで、総裁の三選は無理とのご託宣。党内の派閥も動き出す始末である。ここにきてエールを送っている小生だが、孤軍奮闘の安倍さんが、今や悲しく見えてくる。 この大事な時に、かっての一強を誇った姿はどこに消えて行ってしまったのか。   4月19日
 

            *
木更津市郊外に所有している土地が約1000坪ある。将来多目的スーパーを建設する構想であった。街道筋にあるが、ここの一部に竹林があって竹の子がたくさん生えてくる。この時期になると、毎年近所の人たちや親戚が連れだって竹の子狩りに行っている。東京世田谷の環八から羽田経由で川崎インターチェンジに出て、東京アクアラインを渡れば木更津は直ぐである。今年は土地の管理をしてくださっている、となりの大岩さんに21日に竹の子を取りに行くと連絡した。車のトランクに一杯積んでくることになる。

安倍さんはフロリダでトランプの素晴らしいゴルフ場でゴルフをプライしているが、こちらは木更津で山に入って竹の子掘りだ。      14月19日

一週間前のこと、妻と一緒に梅の木の下に生えている「蕗」を刈りとった。蕗は、きゃら蕗に甘辛に煮込み、葉っぱは刻んで佃煮に作った。毎年、知人に配って差し上げて喜ばれている。
面白いことに、同じ場所に、今度は「茗荷」が生えてくる。蕗と茗荷は、相性がいいらしい。仲良く同居している。
明日は、木更津に竹の子掘りに行く。昔から、雑木林にある竹林である。こちらは「孟宗竹」が、雑木と同居している。    4月20日 


 昨日の竹の子掘りは爽やかな日和に恵まれて、絶好な条件であった。私と狩谷夫人、その友人ら総勢四人でお昼近くに東京アクアラインを渡って千葉の木更津に行った。この日、妻は大東建託の顧問会に私の代理で出席してくれた。最近の温かい陽気で、竹の子も一斉に出ていた。管理を依頼している大岩さんが用意してくれていた道具を以て、竹林に入る。青々とした孟宗竹を見上げながら、大庭さんが地面の「竹の子」を見つけて掘り進んでいく。それを拾い上げて運び出すのが我々の仕事。1時間ほどで三十本近く収穫した。車のトランクに積みこんで、今日の休日のレジャーは一時半に終了。現場の先にある「かずさパーク」に行き、ホテル・オークラで賑やかに昼食をとる。この後は早めに帰り支度をして、車の混まぬ内に帰途に就く。
           *
採り立ての竹の子は絶品そのもの、味覚は甘くて実は柔らかである。帰宅後庭に運びこんで、皆で皮を剥く仕事をこなして楽しんだ。皮をむいた後、あく抜きの糠を入れてゆでる仕事は妻がした。澄み切った紫紺の夜空には、綺麗な半月が銀色に光っていた。     四月二一日

賢者の妄想
   *
与党内の幹部から解散説がささやかれた。国会が空転し、野党の欠席で予算委員会がこのまま開かれないとすると、国政に渋滞をきたすことになる。森友、加計問題に加えて、公文書の改ざんや隠蔽、日報問題も含め、更には高級官僚の相次ぐ不祥事で、政府に対する野党の攻勢は熾烈を極めてきて、国会審議が思うように進まない状況でる。獅子奮迅の活躍の安倍総理だが、その割に安倍内閣の支持率が30%を割るような状況である。大臣に失言、高級官僚の腐敗は目に余るからである。

獅子身中の虫、四面楚歌の安倍政権だが、解散は総理の専権事項である。窮鼠猫を噛むではないが、窮状突破のために、勝敗を度外視して解散に出る可能性も無きにしも非ずである。会sン前の議席の確保は難しいが、自民公明併せて半数以上確保できれば、良いからである。

安倍政権が駄目だからと云って、それに代わる野党に至っては、なおさら政権担当能力はゼロである。だとしたら野党の国会審議の欠席を理由に安倍政権が先手を打って国民に信を問うと云う奇襲に出ないとも限らない。信なくば立たずと云って、逆手を取って解散に打って出るか。無茶苦茶な話だが。

11月の総裁選挙では、安倍さんの三選はこのままだと今無理だとする空気が漂い始め居ている。起死回生を図るため、突如解散に踏み切る可能性はないとは言えない。安倍さんの決定次第である。政治の世界は一寸先が闇である。 国民は等しく思っている。闇の中の漂流は、罷りならん。   4月25日

公益社団法人 昭和経済会
理事長 佐々木誠吾


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