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社団法人昭和経済会

理事長室より
LAST UPDATE: 2018年11月17日 RSS ATOM

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理事長室より

vol.17.12

天皇陛下のご退位

  陛下の希望がかなえられてよかった。退位は平成29年4月30日である。ほっとされているに違いない。
  ご心労の多い、平成の時代でもあった。
                                     12月1日

  新天皇の即位


  皇室会議によって、今の皇太子の新天皇陛下の即位が平成20年5月1に決まった。元号も平成から新しい名前に変えられる。
 皇室に、象徴としての天皇の若く清新にして溌剌とした時代が始まる。

 今の皇太子から受ける印象は、温厚、誠実にして清新溌剌の若々しさにあふれている。人柄と品格の良さからくるもので、万人に共通した理念と希望を与えるものであり、国際化の進む新しき時代に、国民統合の象徴として実にふさわしいものである。皇室会議の労を多とし、心からお祝い申し上げる。   12月3日


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フェイスブックから

小生が主宰するする昭和経済会の講演と親睦会食会が、4日午後5時半から銀座の三笠会館で行った。前の会合では河野太郎衆議院議員を招いて、目下の政治課題として話をしていただいた。今や安倍政権の外務大臣として安倍政権の持続性、財政再建の問題、北朝鮮の問題、日米同盟の強化、中国の海洋進出などなど、論点を絞り明快な根拠を以て持論を述べられた。人がらも含め立派である。将来の総理大臣として活躍を期待される素質十分と知った


人生の生き方にはそれぞれの思いに従って毎日の容態が違ってくる。昨日の寺島氏の話によれば、日本の人口減少と高齢化について、将来の深刻な考え方を述べていた。数字を挙げながら実証的に検証している。その一部。仕事を成し遂げて定年退職した人の、現実の生き様である。哲学を持っている人と、そうでない人の違いが鮮明である。特に大企業の役員を務めた人で、真面目に務めた人ほどぶらぶら族が多くなって、激変した環境に応じきれないケースの続出である。言うなれば(精神異常者)が増加する傾向にあるという。
処方箋として端的に云えば、農業を志すこと、人間がもの作りの原点に帰る事。そこで私は言った。私の理想と希望は、百姓である。給自足自、自分と妻の食いぶちだけなら、農地の三反歩、1000㎡あれば十分である。宅地を含めて2000㎡だ。にわとり、山羊までは飼える。ひもすがら体を動かし、自然を相手に浩然の気をやしなう。若いうちからの願望で、これは私の一種の趣味かも。積もり積もって方々にそうした土地を持ち過ぎた。北海道の十勝平野をセスナ機に乗って購入すべき土地を見たりした。ロマンロランのジャンクリストフを未だに夢見ている。夢と希望は、懐かしい。
大企業の経営者が、自分の家に菜園を持ち、それに務めるのはその走りだと云っていた。
私は思う。ベートーベンだって現代の大都市にある高層マンションに住んでいたら、交響曲第六の「田園」は生まれなかっだろうと。 12月4日


4日午後五時半から、小生が主宰する公益社団法人昭和経済会の講演と親睦会食会が銀座三笠会館で賑やかに開かれた。多くの会員が参加された。講師には寺島実郎氏を招き、「新年度の経済動向と国際情勢」と題して熱弁を振られた。豊かな学識と高い見識を以て述べる同氏の講演内容は白熱し、時間を30分オーバー7時終了。会食会に入り、その間の質疑応答は自由。白熱した論議が交わされた。事務局で内容をまとめ、中央省庁に提言する意向である。
散会後はいつも参加する妻とその友人と三人で銀座を散策、デイオールに入って買い物す。心配された雨も降らず、暖かな帰途の道であった。      12月5日


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衝撃的なニュースが走った一日であった。
トランプ大統領(アメリカ)がイスラエルの首都をエルサレムと認定したこと、アメリカ大使館に移動の検討を指示。 国際オリンピック委員会がピョンヤン冬季オリンピックへのロシア参加を除外したこと、プーチンがロシアに対する国辱と激怒。日本に対する戦略的脅威の高まりに対し専守防衛を目的に新型の迎撃ミサイルを導入すること、敵基地攻撃の能力充分と。‥。
一つでは既に、政治的リスクにおびえた東京株式市場は日経平均株価が500円以上も急落して今日の取引を終えた。連騰を続けるニューヨーク市場の明日の反応が気になる。 東京市場はいつも過剰に反応して、あとで慌てる性格がある。 12月6日

弊社の商談先の宇都宮から、東北新幹線でとんぼ返り。午後二時からの昭和経済の最終編集に取り掛かる。4時印刷会社に全原稿を渡す。大学教授からの優れた最新論文はすべて整った。新年号なので、論文以外は時局短評のほか、おおむね情緒にあふれた内容に編集した。月刊誌ながら180ページに及ぶ予定であり充実したものとなる。又、短歌同人誌・淵の新春号の準備に取り掛かっている。雑誌は隔月発行で、毎回の投稿ながら小生自身、二か月間に詠んだ短歌は数多くあり、何だかんだで三百首はいつも書いているので満足している。楽しみである。小論文も含め散逸しないように気を配っている。4時、横浜のマイカルの社員二名が、契約交渉に来社。綱引きの話し合いなので結構神経を使って、つかれる。今日の仕事はざっとこんなもの。合間での携帯電話、固定電話の応対は相変わらずだ。毎日が多忙に暮れている。今年度の商議は15日までが勝負だ。

エルサレム問題で株式市場が混乱するかと思ったが、杞憂に過ぎなかった。そうであることを願っている。この問題は実に複雑であり、厄介な問題である。中東和平に再び暗雲か。毎日出てくるトランプの顔に疲れる。金正恩がリットル・ロケット・マンなら、トランプはワイルド・ツウィッター・マン。哲学を持っているメルケルは流石に立派な政治家だ。田舎者とは違う。   12月7日


日本ハムからアメリカの大リーグ入りを目指していた大谷翔平選手が、米西海岸のエンゼルスに入団が決まった。小生は、彼が岩手の花巻東高校時代からの大ファンである。現在23歳、27の球団から熱い視線を投げかけられていたが、青年らしい颯爽とした入団交渉を経て、自分の才能を生かすためにエンゼルスに決意した。投打の二刀流を優先した結果である。背番号は17.素晴らしい野球人生のスタートを切って実力を磨き上げ、真価を発揮して、きっと成功への王道を驀進していくだろう。ブラボー!      12月10日


教会は今、待降節に入っている。主イエスキリストの降誕を喜び、心静かに待ち望む。先週の日曜礼拝では、二本目の蝋燭に灯がともされた。私は献金感謝の当番であった。番が巡ってきて祈りをささげる時は、いつもハレルヤーと主を賛美し、その場で即興の和歌を詠みあげて、主を賛美し祈りをささげている。   異例と云えば異例であり、異色である。しかし、祈りは美しい。この日の感謝献金の祈りでは、次の和歌を詠み上げて賛美した。祈りは、妙なる聖霊によって、三位一体の天地創造、全知全能の寛容なる神に届いている。

クリスマスイブをまじかに悟りけむ主と共にあるわれが命を

乳呑み児の飼い葉の桶にキリストの崇め光りを放ち給へり

主の道のたくましく在れわれは行くパウロもヨハネも踏みし石なり アーメン 12月12日

論客と論壇

来客があって、忙中の閑、経済動向について十分間だけ論じあった。幸いなことに意見が概ね一致した。すぐれたエコノミストだが、同等の資格であり、こちらは専ら勘で以ての勝負である。経済数学や統計学的分析をしている暇がない。アベノミクスも何かと批判されてきているが、忍の一字で漸くそれらしき兆候が見え始めている。デフレからの脱却である。
企業業績の向上、雇用の改善、消費の増加傾向、設備投資の回復、などなど。

アメリカの経済は、日本のそれよりも政治的影響が少ない。トランプ政権がとやかく揶揄されても、支持率が低下しても、景気の回復は顕著である。政治と経済は違うと云わんばかりである。ニューヨークの株式市況の連騰には驚くばかりである。逆を張っている連中は、泡を吹いて瀕死の体だと云う。
それもそうだろう、トランプが大統領選挙で勝利したら、ダウは3000ドルは下げると云われていた。現実はその逆を驀進しているのだから、皮肉なものである。理屈がまかり通らぬ世界である。経済評論家は、自分が云ったことと逆の結果が出ても、責任を取らないで済む。それで食っていけるので楽な商売と云えば、そうかもしれない。ただインパクトを与え問題を提起するところに、真価を問われるということらしい。なる程と感心したのである。今、アメリカの経済構造は大きく変革を遂げている。シェールガスの生産は、米国のこれまでの経済的な仕組みを劇的に変化させた。経済体質を根本的に変えてしまった。それが大きな理由である。

日本でいま心配なのは、大企業による相次ぐ不正行為の発覚である。神戸製鋼、東レ、日産自・・・・。大企業にしてこれだ。企業家理念と倫理の欠如。日本の国際信用がガタ落ちしないように、お互いが切磋琢磨して取り組む課題である。余力のある安倍さんは、もっと警鐘を鳴らした方がいい。菅官房長官が音頭を取って陣頭指揮に立ち、ハッパをけてもらいたい。     12月14日

教会での待降節

教会では第三週目も待降節に入った。三本目の蝋燭に火がともされた。聖霊によって聖マリアが男の子を身ごもったと聖書で語られている。ヨゼフとマリアは巡礼先の宿に身を寄せた。そして貧しい汚れた飼い葉おけの中に男の子が生まれた。その乳呑み児がキリストである。自ずから光を放ち神々しい感じであった。
帰宅後いつものように仕事に取り掛かっていたら、妻から携帯電話があった。教会の人たちと自由が丘のピーコックの三階にあるルミエで昼食を取っているので時間があったら来てくださいと云うことであった。九品仏の境内の紅葉を楽しんで家に帰ってきたばかりなので、そのまま車で自由が丘に行くことにした。穏やかな冬日の日曜日である。自由が丘は流石に人が多かった。駐車場が一杯だったが運よく空ペースが見つかっておくことが出来た。昼食会は仲の良い友達ばかりだから、気が置けずに食事ができる。席に着いた時にはに、妻がパスタを注文していてくれたので皆とペースを合わせて食事を取ることが出来た。                         12月17日


     18年度の国家予算案が閣議決定

2018年度の国の予算案が閣議決定された。歳出は97兆7128億。前年比1,8%増、6年連続で過去最高額である。
高齢化が進み社会保障費が32兆9732億と突出。
次に防衛費も4年連続で過去最高の5兆1911億、1,3%増。
年々増大して慢性化していく国家予算。将来の展望が開けていない。

一方歳入は税収が2,4%増の59兆790億。27年振りの最高額を提示。
また、国債発行額(新たな借金)は2,0%減の33兆6922億。8年連続の減少でる。

しかし依然として続く34,5%の借金依存の国の財政状況である。
国債残高は883億、子供も含め一人当たり700万の借金を負っている。
経済の、成長戦略と財政再建の両輪が未だにうまく稼働していない。超低利金利政策が行われている間は何とかもつが、いったん金利が上昇し始めたら、国債の利払いだけで身動きが取れなくなる。今のうちに名案を建てて道筋を示し、行動すべきである。
過去に例を見ない安倍一強の政治が、勇気を以て為しうる花道となる。    12月22日


    現代世相の一端


電車の中に居ると、十人の人が十人と云っていいくらいにスマホを巧みに操っている。満員電車の中に居ても。覗き見するわけではないが、自然に目に入ってくる場合がある。大概がゲームを楽しんでいたり、漫画を見て楽しんでいる。本人にとってためになっているのかどうか、気がかりな面もある。
そればかりではない。スマホに夢中になっていて周囲に気づかずに事故を起こす人もいる。使い方によっては、便利で手の平にのるこの小さな機器が、物理的な凶器にもなりかねない。自分に襲い掛かるばかりでなく、他人に対しても致命的な事故を及ぼす結果にもなる。
最近は特にスマホ依存症という一種の性癖をもたらし、症状が悪化して病院に通院する患者も出てきた。スマホの使用に依る色々な健康被害である。それと常に持っていないと不安になる異常心理らしい。過ぎたるは及ばざる如しである。何事も、ほどほどと云うことかな・・・。古今東西、男は女に恋をし、女は男を愛する。これには、ほどほどということはない、夢中になることで人間が高められる。それには純粋である事が条件である。綺麗な世界である。    12月23日


     アメリカで企業減税案成立

トランプ大統領の選挙中の公約だった法人税の大幅引き下げだ決定された。35パーセントから一気に15パーセントへ。今後十年間に1,5兆ドル(約170兆円)。海外から企業が戻り、雇用の増大を図る。これから、税の格差を求めた企業の移動は明白。これによって自国の経済の量的、質的拡大を狙う。同じ目的で今後、国際的な減税競走が始まることが心配だ。乱脈を防ぎ、より保護主義につながらないためにも、国際的な協調の枠組みを作る必要がある。
これで国と地方を合わせた実効税率は、アメリカが21%、日本が29、英国19、ドイツ29、フランスも35から29%に下げる方針だ。
税金の安いところへ企業が移動するのは避けられない。そのしわ寄せが個人に行くことも必然である。この利益相反の影響をいかに克服していくか、検討すべきだ。 12月24日


    クリスマスイブ礼拝


12月24日の今日、午前中はクリスマス礼拝、夜は五時からイヴ礼拝が行われた。この日、曇りのち雨の天気予報は、幸いにも外れた。朝からまぶしい程の日差しとなって、終日穏やかな小春日和であった。主の、恵み豊かな贈り物である。いつものように日曜礼拝を祈りに過ごした。妻が参加している聖歌隊による賛美コーラスは、聖霊に招かれているようで美しく、素晴らしかった。讃美歌の調べと魂に触れることは、何とも言えぬ幸福感に触れることだろうか。司会を務める菊山信一君は、親孝行の立派な青年である。開会祈祷では貧しい人々、心痛む人々へのあたたかい心配りと、平和への熱い祈りをこめたものである。笑みを絶やさず、礼儀正しく、いつも溌剌とした姿勢である。
藤原智子牧師による説教があった。ヨハネの福音書第一章をを拝読す。すべての人を照らすまことの光り、と題して。
クリスマス・イブ礼拝は5時から始まった。今年は趣向を変えてクリスマス・イブの賛美礼拝にゴスぺロ・ソング歌手の内藤容子女史を迎えてイブ・ライブが行われて主の降誕を待ち望んだ。熱唱に時間が過ぎた。心を打つ歌唱力であった。賛美の途中、自分の暗黒の人生にも触れて、イエス・キリストに出会い、今の自分がある事を回顧した、その女史の証しにも、胸をうたれた。ただ例年になく自作中心のコンサートに近いものだったがゆえに、皆が、蝋燭に火を灯し、讃美歌を歌って主を賛美する機会がなかったのが惜しまれる。せめて、聖しこの夜・・・。諸人こぞりて・・・。自分で歌いながら家路についた。
妻が多くの友人たちを招いていた中に、近所の川越さん夫妻がいて、隣りに席を取ってもらい、久しぶりに歓談する機会にも恵まれた。感謝である。心静かに聖き一夜を明かしたい。 メリークリスマス。
12月24日

    世界舞台の河野外相二エールを

( パレスチナ・イスラエル和平交渉の仲立ちに立つ河野外相 )

颯爽と国際舞台に立って精力的に活躍する河野外務大臣。普段にも接して、温厚ですぐれた人がらには魅力満載である。堪能な英語、加えて頭脳明晰、国際感覚は抜群である。早くも大国首脳との会談をこなし、持ち前の現実的平和主義を貫く。東奔西走の身だが、若者らしい立ち舞に実行力が伴う。
先日の銀座三笠会館での、活き活きとした講演が目に浮かんでくる。世界の火薬庫、難しい中東問題に切り込んで、国際社会の平和と安寧の道を開くべく尽力中。イスラエルネタニアフ、パレスチナのアッパス、両首脳を説得し、当事者間での交渉を成功させて握手させられるか、今後の成功を祈りつつ、一首を詠んで敬意を表し、大舞台にエールを送りたい。
          
                                                12月27日


年末年始にかけて


12月28日、弊社では今年度の営業最終日を迎える。株式業界では暮相場を以て掉尾の一振と称して期待する言葉がある。最後の利益を手に収めようとする気迫と縁起を担ぐ。
今日弊社でも、かねてからの商談の取引交渉で円満に契約を取り交わすことが出来た。まさしく掉尾の一振である。来年の活動につなげる幸先良い縁起となる。
昭和経済会の新年号も今日、会員各位に発送した。170ページに及ぶものとなった。内容もさることながら圧巻であり満足である。この昭和経済誌は過去80年に及ぶ歴史的発刊書物である。関係省庁並びに各大学にも送っている。会は元、財務省本省の大臣官房所管であったがゆえに。
又同人短歌史、淵についても新春15日までには同人各位及び関係者に発送する手はずを整えた。今年は明日出社して、残務整理をし、早めに帰宅し、年末は自適の時間を過ごすことになる。日ごろの神経と体の疲れを取り払い、癒すには十分な時間である。今から食い過ぎず、飲み過ぎず、怠け過ぎず、規律正しくを旨としたい。
年末から新春にかけて、天気晴朗の予想である。 12月28日

遂に大晦日     不フェイスブック


大晦日の日曜礼拝に行ってきた。説教を聞き祈りをささげてきたが、礼拝後懇意な人たちにもっぱら、今年はお世話になったことと、来年もよろしくと云った挨拶に過ぎた。
息子の長男には二人の娘がいる。お茶の水女子大学付属中学校1年。下の子は四谷フタバ学園の小学校4年生。これらは私の二人の孫である。当たり前なことで。
上の佳は、今年アメリカ西海岸のロサンゼルスの家庭に1週間のホームステイをして昨夜帰国した。初めての体験である。クリスマスを向こうの家で過ごした。今夜の話題はそのことでもちきりだろう。こちらも大いに関心のあるところだ。
そして今日の大晦日に長男家族が拙宅に来て、2日まで遊んですごして帰るのが毎年の慣例になっている。
娘夫婦は今年は年末から台湾に行って2日に帰国して拙宅で合流する。大晦日は尾山台の九寿屋か、どこかの蕎麦やに行って、年越しそばを食べることになっている。家族全員がこうして集まるのは年に3,4回だろうか。静かな家のなかが騒がしくなる。妻は喜んで、正月料理の支度をしている。亭主は又かと思う。孫も小さいうちは相手をするのに疲れ切ってしまったが、最近は落ち着いてきて可愛らしさが増してきて、こちらかむしろはしゃいだりしている。支度する妻は、あれが足りない、これが足りないと云って今日も買い物に連れ出された。おせち料理は昔はみんな自家製だった。それゆえ主婦は忙しい。亭主はそれを見て、出来上がったものをただ食うだけだった。今は現代風に出来上がったおせち料理を三万だとか五万だとか言っては、綺麗に納まったものを買うらしい。それでもいいが、大人数になると五万や六万では済まなくなる。十万の箱を二つ、三つ買うようになる。すると上さんは何もしないで、亭主同様、ただ食うだけになる。ただ食うだけの人間が一人だったのが二人になってくる。怠け癖がついて、二人とも後の後遺症が大変だ。それは避けた方がいい。
だから忙しくても今までの方法で材料を仕込み、自分で料理して食べる方が良い。その分亭主も手伝うことになるが、出来上がれば、あとは飲み食いするだけである。労働力を考えると、自家製のが結構高くついている。素材にしても上等品を選んで買っている。原材料だけ見ても、レシートはかなり高くで、仕出しの方が良いかもしれない。でも五重に積んだおせち料理は、自家製と聞くと妻に頭が下がる。そして感謝をこめて一家団欒の正月をめでたく迎える。なんといっても無病息災、家内安全ということの年末年始の一家団欒の席が好ましく、最高である。 12月31日  大晦日

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社団法人 昭和経済会
理事長 佐々木誠吾


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