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社団法人昭和経済会

理事長室より
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理事長室より

Vol.05-20 講師・斎藤精一郎氏

 12月12日、別紙通知状により、講演親睦会を開催します。今年最後のイベントとなりますので、新年度の期待をこめて忘年会もかねることとしました。

 強力な第三次小泉構造改革・続行内閣の誕生で、焦眉の全般的な構造改革が一段と加速されていきます。各分野においては、いろいろな抵抗と軋轢が惹起されるでしょうが、妥協は許されませんし、生半可な推進は許されません。日本の経済社会の構造と、仕組みは今後、劇的な変化と展開が予想されます。
 折りしも、脱デフレを以って、景気回復は鮮明となってきました。しかし良しにつけ悪しにつけ、波乱含みの変化は避けられません。脱デフレを明確に確認するまでにはもう一段の踏み込んだ景気回復のデータと実感が必要であります。ちなみに地方経済はいまだ回復の兆しに乏しく、中小企業の業績の回復には程遠いものがあり、性急な政策の変更は慎重を要する点であります。こうした社会の動きに対し私たちは、いかなる対応をもって先に進むべきか。今や私たちの自己責任とともに、決断と実行が大きく問われています。
 リスクを負いながら、如何にして企業と家計の安全を図り、繁栄の道を進むべきか。斉藤精一郎先生の豊かな分析と先見を駆使して、当日はその核心に迫ります。
各位のご出席をお待ちします。

平成17年11月11日

社団法人 昭和経済会
理事長 佐々木誠吾

Vol.05-19 郵政民営化の次は

 天気晴朗の11月に入りました。第三次小泉内閣が昨日発足し、文字通り小泉改革続行内閣の颯爽たる登壇であります。残す任期はわずか一年、日本の将来像を決する抜本的構造改革の艦艇は、更に実践の激浪に向かって航行し、誤りなき指針に決戦を挑んでいかなければ、これからの国際社会に太刀打ちできなくなってしまいます。信念を持って進めた船の舵とエンジンは、もはや途中で向きを変えたり、これを止めたりするわけにはいきません。まさに短期決戦で臨む天下分け目の決戦場です。郵政民営化法案の成立を突破口に、一連の抜本的な構造改革は待ったなし、民意の力をテコに小泉内閣には強力なリーダーシップを発揮した獅子奮迅の努力を期待したいところです。
 今回の組閣では、小泉首相の意を継いだ清新にして英知ある人材が登用され、適材適所、堅実にして実行力ある閣僚の配置を以って、改革の信念と意気込みが示されました。われわれにとって大変わかりやすいものとなりました。内外に問題山積の今、しかるべくして登壇した第三次小泉内閣であります。内なる経済構造改革をさらに推進し、国民重視の経済発展のもと、更には、アジアをはじめとし、国際社会との円滑な関係維持に心して共栄の道を得るべくまい進してもらいたいものであります。

平成17年11月1日

社団法人 昭和経済会
理事長 佐々木誠吾


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