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VOL.25.5
皐月の空
目にもまばゆい日本晴れであるが、今日から「さつき」の季節に入った。若葉青葉の陽のひかり、ビル街に住む者にとっては季節感が味わえないかもしれないが、郊外に出た住宅街なら、表通りも裏通りにも薫風そよぐ若葉、青葉の色を堪能し、この上ない清涼剤として心身の活気に刺激することが出来るから幸せな時期と云うべきである。
拙宅の辺りはいつもとは違った雰囲気で「森の中の生活」を思わせるような感じになってきて、居ながらにして山野に居宅を構えるような気分に慕っている。昨年横着して庭の手入れに庭師を入れなかったので、樹木が気ままに伸び放題であるが、かえって燃える若葉が天空に大きな傘を広げているようで、みどりの天蓋の下に鎮座している感じで格別である。今日は出社したあと友人と自由が丘で会う約束のため早めに帰宅したところ、親しくしている三井さんが拙宅に見えて、庭に置かれた椅子に座って妻と緑陰を楽しんでいた。蕗を刈り取って夕方から茹でることになっていたらしく、梅の木の下に茂り、蕗の葉が密集して生えていたところが、きれいに刈り取られて明るくなっていた。それと岩の南西の角辺りに生えていた蕗もすっかり刈り取られていた。
大鍋に入れてゆであがったふきは、そのあと水に浸して灰汁抜きし、甘辛に煮込まれて香ばしく、とろける様な甘さは格別である。葉っぱも茹でて灰汁出しをしたあと刻んで甘辛に煮込み、佃煮のような味わいにして置くと、食卓が豊かに感じられて季節感を味わうことが出来る。今年は庭畑を早めに耕して、既にキュウリやトマトや茄子の苗を植えているので、落ち着いた生育振りに、農家出身で菜園の専門家と云うべき三井さんのお株を採ってしまった形で、内心は得意満身、喜色満面である。三井さんが誉めてくださっていた。
刈り取ったふきは三井さんが持ち帰って上手に料理して持ってきてくださるので、それが楽しみである。ついでに山椒の葉もたくさん刈り取って、スターバックスの袋に収めておいたので、お土産に差し上げた。三井さんはこれも料理して持ってきてくださると云っていた。山椒の佃煮風とは、料理して食べられるまでには結構手間ひまかかるので、めったにお目にかかるものではない贅沢の一品である。 続 5月1日
絶賛ずくめだったトランプ政権が誕生して100日が過ぎようとしている。鳴り物入りに登場したトランプ政権だが、何一つとして成功理に集結したものがない。というもの、自分が政権に付いたらウクライナ戦争は一日で終わらせると豪語していたし、ガザ地区の戦争も一週間で終わらせてみると天下に公言していたはずである。イスラエルとガザ地区のハマスとの交戦についても短期間で終結しガザ地区をアメリカの占領地にして開発を行い、」一大観光地にしてみせるとほうげんしていたが、いつたっても火ぶたが絶えず犠牲者は増えるばかりで、戦火 と飢餓で犠牲者は増える一方でであり、ますます悲惨な状況に陥っている。
ばかげたアメリカ第一主義を唱え、相互関税措置を武器にしてアメリカの「黄金時代」を築くという誇大妄想狂に狂った戦法で、世界に混乱を招いている。アメリカ国内の景気も良くなるどころか、物価高騰にインフレと来て、外国企業は海外に逃避し、資本を引き揚げる企業も起きてきている始末である。優秀な科学者もEUに出国するといった情報もある。物価高騰に悩まされる市民、次第に失業者が街にあふれるようになると「黄金時代」とはいったい何だというわけである。カナダを51番目の州に編入すると云ってみたり、グリーンランドを安全保障上、米国領土の入れると称し、そのためには軍事行動も選択肢にあると放言するしまつである。古くは事大主義に戻ったり、旧帝国主義の領土拡大を連想させるような旧態然とした思想の持ち主に唖然とするばかりである。発想力は奇抜だが自己中心的であり、行動力はあるが惜しくも発作的なところがあって信念にかけている。
希望的観測を思い付きで述べてその場を繕い、場当たり的政策にもはや米国民も飽きが来ているようである。支持率低下も甚だしくある調査会社によると35パーセントに落ち込んで歴代大統領の不信率を更新して第一位だそうである。気違いに刃物とまでは称さないが、偉い大統領を世に繰り出させてしまったと、挙句には先日死去したローマ教皇の葬儀が済んだばかりというのに、教皇に仮装した自分をSNSに投稿してみたり、今更泣いてみたところでどうしようもない仕儀ではある。 5月9日
所持雑感 淵
飯田橋ルノアールの店に入りて見る真紅のソファーに身を沈めをり
宅建の資格取得の申請に飯田橋まで来ぬ或る晴れの日
ルノアールのレトロなムードにホステスのセットにシットすればハッピー
朱の椅子に坐わりて心地の良き程にしばらく眠り起きぬ初夏の日
最近、昔云うところの所謂「純喫茶」と云う喫茶店が無くなってしまったようである。シックで高級感あふれてというより、それが普通であったが、都会の勤め人の勤務の疲れをいやすための、一服しながら体を休め、雰囲気を楽しめる場所、ちょっとした商談にも使える場所、それが喫茶店であった。恋人と出会うときにもよく利用したものである。飲み物は主としてコーヒーであったが、多少の軽い飲食ができることは当然である。世相は変わってしまい今は、コーヒーの立ち飲みに等しい場所ばかりである。けちけちした安上がりでうんざりすることもあるが、そうした中に、昔の雰囲気を持った純喫茶と云うにふさわしい店があることに聊かほっとする心境である。都会の雑踏の中で見つけた喫茶店「ルノワール」である。この日はたまたま小生の宅地建物取引主任の資格更新のための講習と書類の提出と手続きのため、JR飯田橋駅の北口の改札口に立っていた。受付場所は、改札口から九段に向かっていった直ぐの場所にある。右に行くと賑やかな商店街と、昔からある神楽坂の待合、即ち花柳界である。右に行きたかったが今日は、そのための用事ではない。
久々に弁護士の友より電話あり話は宋の時代に及べり
悩ましき思ひ出のある飯田橋父の入院先の逓信病院
雪の降る夜に父君を見舞給ふ憎しと思ふガンの病巣
父君の回復を信じ祈りつつ幾度と来たるこの飯田橋
飯田橋の逓信病院は、この飯田橋の北口を出たところにあった。残念ながら父が直腸がんに侵され、患部の摘出手術のため飯田橋に逓信病院の外科に入院した。当時としては高度な医療施設と技術を誇り、最高の治療を受けるためであった。正月の三が日も休まずに父を見舞うために家族が打ち揃って出かけた。長男の利夫兄が車を運転して、雪の夜を見舞いに行ったことも記憶に残っている。当時、日産のセダンの車は高級車で、余り乗られていなかった。手術の結果は良好であった。しかし、無念にも再発して再度入院することになった。4月のことである。小生が大学を卒業して就職が内定していること、弟の和男が東大の教養学部に合格して入学が決まったことなど、父を安心させる報せを以て見舞った時には大変喜んで、病室で記念写真を撮ったりして今も大事にとってある。
父は祖父の聖天町の場所から独立して戦前戦後、浅草猿若町で堅実な商事会社を経営して商圏を広げていった。戦後の苦しい時代にもかかわらず我々四人兄弟を見事に大学にあげ、おのれの商業を発展させ、地元浅草の発展と福祉と親睦に尽くし、父親として十分責任を果たしてくれたと思っていつも思い出しては感謝の念でいっぱいである。町内出身で当時、浅草観光連盟の会長していた高潔な高坂公一さんと昵懇の間柄だった。浅草観音様の本堂再建をはじめ、二天門を建てて寄進した松下幸之助さんらとも一緒だったようである。長男の利夫兄の結婚式には地元浅草の草津亭の大広間で、いまだかってない規模の結婚披露宴をとりおこない、象潟芸者総揚げの宴を以て賑やかに祝った太っ腹の面もあった。元気になったら近くの神楽坂の料亭で、綺麗どころもたくさん呼んで祝賀会を盛大に開こうと語り合ったりした思い出がある。
飯田橋と云ふ名が以前よりうとましく覚ふその名も逓信病院
弟が東大入試に合格し父の病室に告げに訪ふ夜
寒い日が続くこの年父君の再度病院に入院し給ふ
母君の如何に父君を案じたるうちを思へば癒し難きに
目の前に昔の逓信病院の威風堂々と建ち厚かましき
がん巣のほんの一部を見逃したミスが原因となるや再発
ガンに病む父を助け得なかった逓信病院の医師の底抜け
飯田橋右に歩めば神楽坂待合ひの灯の今も色ずき
昔、今変らぬ待合いの赤き灯のなまめかしくも裏道を行く 5月12日
シリア制裁解除
極悪非道の独裁者、シリアのアサド、当時の大統領を務めて二代目だが、拙劣な施政で国を治めることが出来ず十年以上にわたって内戦が続いた。その間、国民の多くが戦乱に巻き込まれ、狂暴化したアサドの牙にかかり何十万ともいわれる市民が虐殺され、悲惨な状況は見るに堪えられぬ地獄絵図であった。内戦は世界の大国の、いわば米、ロの代理戦争を呈し、常に中東の混乱の火種を作っていた。しかしウクライナ戦争を続けるロシアにとって、シリアへの軍事支援が手薄になってきたことに加え、アサドは次第に統治能力が激減し、反政府軍の猛攻を受けながらついに政権を放棄し、ロシア領に逃亡する憂き目にあった。国力は疲弊し、民衆を窮地に陥れた独裁者アサドの非道振りも炙り出され、挙句に逃亡し、民衆の斬首に合わずに済んだ。
小生は昔の原稿に、アサドの政治家として、人間としての非情振りを幾度となく執筆してきたが、あの青白い顔の冷血ぶりは、今の大国のリーダーを演じる一方の人物にも似ていて慄然たる思いであるが、人類の敵と称する鬼畜なる奴など、この世の中から消えてほしい人物の一人であった。確か、国際司法裁判所からの逮捕状も出ているかと思う。昨年12月の政変以来、シリアにはその後、過激派組織である反政府軍による統治が心配されるところであったが、賢明な指導者たちによって混乱を回避してきている。シャーム解放組織が主導していま、暫定政権が樹立されているが、混乱を回避して、民意の支持を得て国内の平和を無事に主導していることは喜びに耐えない。
そうした事態の推移を見たトランプであるが、現在サウジほかの地域を訪問しているさなか、サウジ皇太子とトルコのエルドアン大統領の依頼を受けて、アメリカが課してきたアサド時代のシリアへの経済制裁を解除する方向で調整しているとの事である。中東の混乱の火種となっていたシリアの内戦で、人心は疲弊し国土は廃墟と化したが、シリアの真の復興と平和を維持するための援助と投資を行うことが出来れば、こんな素晴らしいことはない。これを足掛かりとして中東に確たる平和の礎を築くものとしてもらいたいものである。外交的に活動するトランプの、単なる恫喝的な抗弁のみでなく、穏健且つ実際的なデイール、交渉能力を示すトランプの大きな成果の一つとなるだろう。 5月14
米中相互関税の決着
トランプが大統領に就任してから、早や四か月が過ぎようとしている。その間矢継ぎ早に振りかざした相互関税に引き上げは圧倒的にショッキングであって、世界各国に大きな影響と混乱をもたらしていたが、それを見たトランプの融和政策が次第に打ち出されてきた。打ち出す政策はめまぐるしく、朝令暮改の批判も受けたりして実質的な経済的な影響も自国内に惹起せしめている。そのためか次第にトランプの支持率の低下傾向をたどり、調査会社によると37パーセントまでに急落しているとの事である。機敏さと行動力はエネルギッシュであるが、せわしなく冷静沈着に欠ける点が欠点である。
中国に対しては当初強烈なパンチを食わして、追加的に145パーセントの追加関税を打ち出していたが、猛烈な反発を受けたり、中国の泰然自若とした姿勢にむしろ後ずさりする格好で、幾分ずつ緩和的姿勢に転じてきた。米中両政府は日本時間14日午後、お互いに掛け合ってきた追加関税を115%ずつ引き下げた。米国による対中追加関税は145%から30%に、中国による対米関税は125%から10%にそれぞれ下がるというものである。両国は今後、米国が抱える巨額の対中貿易赤字や、非関税障壁などについてう。中国との友好的な交渉が好感され、ニューヨーク株式市場は1200ドル近い値上がりとなった。各国の株式市場もおおむねこれを歓迎して大幅に値上がりしている。一般投資家は一様に安どして、こうした関税政策の変更を歓迎している。
報道によると、今回の措置は11日まで2日間にわたって開いた米中2国間協議で双方が合意し、12日に共同声明で発表していた。削減する115%のうち、トランプ政権の「相互関税」にひもづく24%は90日間の一時的な停止だが、残りの91%は撤廃する。お互いが100%超の超高関税を掛け合う異常事態はいったん脱したが、依然として米国は中国に対して30%、中国は米国に対して10%の追加関税を維持している。また、中国は2~3月に発動した液化天然ガス(LNG)や大豆などへの10~15%の報復関税も取り下げていない。米国側に「一方的な追加関税という誤ったやり方の徹底的な是正を求める」と訴えるなど、中国は残るトランプ関税の撤廃も強く求めているという。
両国は、経済・貿易上の課題を議論する枠組みの設置も約束しており、今後、関税の一時停止期間に協議を加速させるようである。トランプは中国の習近平と電話協議する可能性にも言及している。ただ、両国の考えは、なお隔たりは大きいとみられ、交渉がすんなり進むかは見通せない状況だ。しかし経済大国の両国が対立を避け円滑な経済、貿易上の運営を図っていくことはやがては政治的、軍事的対立競争を緩和させる方向に施行されていくと思われるので、先ずはマルクス理論ではないが下部構造の解決を図っていくことが肝要である。二人の政治家、習近平の泰然自若の風采と、トランプの荒っぽい行動力、つまり性格は違っていても要は肝っ玉、太っ腹を見せるところではないか。 5月15日
日産自動車の決算とリストラ
古くから車は何台でも、実家では車は日産自動車と決めて使った居たくらいで、その他の車種でも優れたりして乗っって見たかったが、日産自動車の熱心な営業マンがそれを許してくれなかったくらいに親密度が厚かった。よく気が付くし、日ごろのサービスもよかったに違いない。五、六台は使っていたりしたが、新車が出たりすると販売促進と称して頼まれるままに新車と買い替えたりして付き合った来ていた。その流れを汲んで小生も所帯を持ってからは、しばらくの間は日産自動車のフロアシフトの2000GTを乗った、りスカイラインなどを愛用していた。娘の明子がテレビ東京に入社したのを機会に、若向きのドイツ製のBMWに切り替えた。面白いことに以来拙宅では、妻と二人で、このBMWを未だに乗り回している。子供たちがつけっている車から見ると、ハンドルは結構重い気がするが、BMWでもこの種の車のエンジンはとても優れていていることで知られているらしい。BMWの社員が確信的に言っていたので間違いないだろう。娘から譲り受けてから、二十五年近く乗っているかもしれない。先日用賀のにある修理工場の受付に行ったところ、展示場に素晴らしい新車が数台展示されていたので、座り心地を試していたが、さすがに素晴らしい気分がしてきた。乗用車だが、大型に類するタイプで内装も素晴らしく、800万円前後している高級車である。価格に不満はないが、車体が大きすぎてハンドル操作をはじめ小生には乗りずらい感じがした。慣れてしまえば気にもならないことかもしれない。
若いころは、父の会社の使用車で日産を全て使っていたが、乗用車の中にはブルーバードの発売される前の古い型の乗用車があった。昭和30年前後に出たタイプである。箱型に近いが後部座席が深々として実に乗り心地が良かった。ハンドルギアで、どちらかと云うと小生が専属的に乗り回して使ったいたようである。クラシックで優雅な型であったが、あの種のタイプで最新のエンジン回りを搭載して販売したら、きっとバカ受けして売れるに決まっていると今でも思っている。ロールスロイスが悠然とした経営を行って、独自のブランドを守り抜いているのと同じで、旧式のタイプ、格好が上手に採用されないのは残念に思っている。あの種のタイプの車が出たらすぐにでも買うだろう。
愛車としての取引も長い日産自動車が、最近になって、と云うよりはかなり前から業績が思わしくなっかのか、2024年度(2025年3月期)に6708億円の巨額最終赤字(前期は4266億円の黒字)に転落してしまった。今年に入って本田との提携がうわさされて、注目されていたが、業績の悪さが露呈されるに従い、ホンダにけられてしまったようである。其の後四月に就任したばかりのイヴァン・エスピノーサと云う名の社長は、最悪の業績悪化を理由に再建策に着手し、四半世紀前の「日産リバイバルプラン」に匹敵する大規模リストラ策を取りまとめた。
2027年度までにグループ全体の15%に相当する二万人の従業員を削減(うち生産が1.3万人、販売管理が3600人、契約社員を中心とする研究開発が3400人)する計画だという。さらに、国内外の車両工場を17から10へと減らすということである。対象の中にある神奈川県の追浜工場は、地元経済に与える影響を憂慮して、自治体は対応策に懸命である。子会社の日産車体も含まれている。
1999年、フランス・ルノーから派遣されたカルロス・ゴーンがいたが、あの時は国内にあった五工場を閉鎖し、21,000人の人員削減を行ったが、今回も同じく、あの時のリバイバルプランを彷彿とさせる荒療治である。あれから球界f句下日産は、ゴーンの一強体制で腐敗化し経営は堕落してゴーンの訴追までに至り、経営陣は腐りきっていた。その傷口が癒されぬままに後々にまで続いていたのかもしれない。「どうして前の経営体制でこうした改革ができなかったのか?」。複数の記者に問われた社長のエスピノーサの口は重かったし、難問、課題山積は目に見える気がした。
発表された会見を総じてみても、例えば日産の年間販売台数は2017年度の579万台をピークに、2024年度には334万台まで4割以上も低下していた。それなのに、グループ従業員数は2017年度末の13.8万人から、2023年度末の13.3万人とそのまま放置された状態であり、少しも変わっていないところに問題がある。日産の工場稼働率は6割強と低迷しているのに、一方では設備も人員も身の丈を超えたままとなっていたのである。
こうして来てみると二万人の人員リストラと云い、日本を含む七工場の閉鎖と云い全ては、日産に必要だった抜本改革がようやく打ち出されたといえるのではないだろうか。名門のの名に甘んじてきた経営陣のスキをついて、いつしか膿を出し切れなかった結果が露呈し、日本の自動車業界を襲った旋風に驚くばかりであり、この先が案じられるところである。
思うに日産にとって突き付けられている三つの課題がある。それは「三つの過剰対策」をいかに整理解決していくかである。即ちそれは人員の過剰、生産設備の過剰、社債などの多額な借金の、いかにスピードを以て解決していくかである。 5月18日
運転免許証の更新手続き
今年の誕生日が来るまでに、自動車免許証の更新手続きをやっておかないといけない。依って先日、実施試験の指定試験所に二子の自動車教習所に申し入れて予約を済ませた。まだ先の話になるが、9月初旬に予約を取ることが出来た。高齢者の更新手続きなので、認知機能検査を事前に受けないといけない。依って16日の日に、前に申し込んでおいた認知機能検査の試験の受けに鮫洲の試験場にいってきた。簡単にパスできたが、試験を受けるまでは何となく気になっていらついていたが、家内に、お父さんだったら簡単に合格するわよと云われて何となく自信が持てるような気がしてきて気分的に楽になった。試験場では他の受験者たちもいたが、結構難儀して途中から退場していく人が多かったように思う。最後まで残れずに、途中で失格と云う結果である。子供みたいな話だが、この年になってそうした類いの試験を受けると云うのは、心理的に圧迫感が強まってくるものである。終わってみれば実に簡単ながら、それまでは何となく自信もつかないままに居るもので、ストレスの一部になってくるので、なるべくだったらそうした時間は避けるに越したことはない。
ところで高齢者の車の免許更新には、特別な実地試験があって、小生は近くの多摩川べりにあるコヤマ自動車教習所腕受けることにして申し込んだ。誕生日のちょうどひと月前になるので、この件はまだ先の話である。日常、車は結構運転している方なので、ぺーパードライバーの人と違って安心して試験に臨むことが出来る。運転している車はBMWで年式は古い。今から35年前ぐらいになるかもしれない。娘がテレビ東京に入社した年に買ったもので、爾来、それを使用してしている。BMWの社員に聞くと、型が古いので部品の調達も難しくなってきているくらいだが、エンジンだけはずば抜けて素晴らしく定評があると云っている。長く乗りこなしているので手放せずに愛車として大事に記念品扱いしているくらいである。
ある日のこと、世田谷の用賀にあるBMWの修理工場兼展示場に赴いた時、素晴らしい新車の数台を見て乗り心地を見ていたが、内装を含めて目を奪うような感じであった。値段も7,800万程度だし不満はないが、如何せん大きすぎて運転が難しいように思えて、再び愛車に乗って帰ってきた。慣れてしまえばきっと別かもしれないが、昔から乗っている車に愛着があるから、古くて小さいのが身の丈に合っているかもしれないと、その方を重視した次第である。
コメの高騰
お米の高騰が止まらないでいる。政府の備蓄米を放出しても鎮静化しないと云うのは別の何か理由でもある気がする。お米の高騰が、作付けが終了するこの時期に生じることも疑問を呈している。国民の多くが急に、お米を二倍も三倍も食べ始めたというわけでもない。つまり需給関係に大きな変化が生じたわけではなく、お米の市場は持続的に安定して推移するはずである。しかも政府が大量の備蓄米を保持しているのを承知でいるはずである。いざとなればその備蓄米を臨時に放出してもいいわけ出る。主食のお米を上手に利用して、金儲けを図ろうとしているグループが背後に入るかもしれない。国内だけでなく外国の資金も入って買い集めて、堂島で米価を動かし、末に高値で売り抜けようとたくらむ輩がいないとも限らない。農林大臣の首を据えかえたくらいでは、事が収まらないかもしれない。お米の価格のつり上げ相場が一巡すれば、暴落することだってありうる。相場の世界は、魑魅魍魎だからである。
昨年の8月ごろだったと記憶しているが、お米の価格の安定と流通を促すために大阪の北浜、のちに堂島にコメ取引の市場を再開するという話があった。小生はその時、解説には批判的見解を当欄で示したように思う。北浜にコメの取引所を作る必要は全くないと申したのである。お米は日本の重要な資源であり、需給関係の安定化と、農政の根幹をなすためにも魑魅魍魎の市場に晒すことは適切でないと断言して反対していたが、叶わなかったようである。案の定、意味不明のお米の価格が上昇し始め、悪辣な投機家の餌食になり始めている状態が、僅か一年足らずの間に露呈される結果になった。其の後どのような経過をたどってか承知しないが、この市場を通して売り買いの取引が作動していることは確かである。先物として取引も扱っているに違いない。ここで思惑的に大量の資金を投入されたら、コメの市場価格ぐらいはいかようにも操作できるはずである。がめついK氏が市場の開設に参画していたはずである。
お米の流通も問題であるが、最近は、しきりにコメ離れが進んでいたり、政府もコメの減反政策を奨励しているような時期に、一体何故だと疑問を投げかけたくなる。投機筋に狙われて、国民の思惑に乗ったりする、巨大な金を収奪する巧妙な手口を暴かないと、この今のお米の高騰は解き明かされないと思うし、いずれは思惑に踊ろされた国民が大きな被害を受けることになるのかもしれない。相場を動かしている、堂島の市場調査が必要である。国民は、この時期の需給関係を見ても、お米の値段が上がる理由が見いだせないからである。 5月21日
コメの価格はどこで決まるのか。生産者と消費者を結ぶ流通業者が複雑に介在して、中間で意図的に市場に出さずに在庫にためたり、価格のつり上げを図ったり、複雑怪奇の類に思われてならない。上記のように筆者は簡単に書き込んだが、コメ相場はコメの市場に於いて成立と認識しているので、いわゆる他の穀類と同様に取引市場が開設されてそこで価格決定が形成され、一般価格に反映されていくものと認識していたのであるが、実際はどうなのか、はっきりと勉強してみたいと思ている。
いずれにしても経済原則で、価格は需給関係で決まるものである。十年近く、それ以上にコメ離れが進んで政府の補助金を以てどうにか価格が支えられてきていたお米の値段が、二培に跳ね上がる理由が見当たらないでいる。牛、馬ではあるまいし、我々がコメを急に二倍も三倍も食べるようになったわけでもないし、大規模な自然災害でコメの生産が被害を受けたり急減したわけでもない。供給が一定であり、需要もほぼ変わらないとすれば、何らかの手心を加えた結果の価格変動としか考えられない。原因の究明を怠って、いたずらに表面的な現象だけを重視するあまり、消費者に高いコメを食わせて梯子を外されてはたまったものではない。政府も、非常事態に大量の在庫を抱えて古米、古古米、小古古米と放出する機会をうかがっているのではないだろうか。
誰かが仕掛けた今回のコメの高騰は、したたかな投機家と策略者がうまく手を合わせて仕組んだものにちがいない。古古米など更には、古古古米と古を重ねて喜んでいる始末だが、牛、馬に与える餌でしかないはずである。この際一般消費者は自重して高いコメなどに手を出さずに、今までの普通の生活に戻すとか知恵を絞ってもらった方が良いような気がする。小生は今朝も今まで通りの量のご飯を、茶碗一杯だが納豆をかけて食べてきた。卵をかけて食べることもある。コメは買ったことがないという御仁が、軽口をたたいて農林大臣の椅子を外されたが、馬鹿としか言いようがない。そんな程度の大臣だから米騒動を犯して、否、わきが甘い奴だから隙を突かれて侵されても致し方あるまい。太平の世だからこそ、不安を煽って勿体ぶる風潮だが、逆に太平に酔う人々の覚醒を促し、これを以て世人の気を締める契機としたいものである。
高齢化社会になると口にするご飯も、若い時と違って少なくなってくるはずである。憂慮される人口減少の社会であり、高齢者が占める割合が大きくなる傾向だし、将来、需要が増大する見通しにもない状況である。消費者は慌てる必要がない。相撲取りならまだしも、そんなに大食いするものも余りいないはずである。日本人が何倍もの米を食い始めたということも聞いていないし。唯最近の観光客が増えて、日本食に興味を持ってきているとは聞いているが、在庫の古古米迄を放出するほどの需要の勢いもないだろう。食糧事情も多様化してきている今日、コメも価格高騰の、いわゆる米騒動などインチキ臭い話ではある。㋄27日
元宝塚歌劇団の娘役で、女優・毬谷友子(65)がツイッターで小泉進次郎新農相の政策について言及してたのが痛快だった。彼女は備蓄米に関する小泉氏の発言を受け「『お米5キロ2000円代!』とかドヤ顔で言われても。去年の今頃は普通にそうだったんです」と云っている。「自分達の無策のせいで、4000円代になってしまった事を忘れていますか?元に戻るだけですよね。あたりまえというか。『ありがたく思え』みたいなのは全く違うと思ういます」
「しかも、2020年の古古古古米とかふざけるな」と思いをぶつけていた。宝塚の女優さんからして斯くの如くである。まさか古代米の話に話題が広がって、選択手の輪が広がったというわけでもあるまいに。 ㋄28日
トランプ政権の関税引き上げは違反と裁判所が決定
トランプが打ち出している相互関税他の措置について一昨日違反と下された判決が、二日後に今度は逆に一時差し止めを食らってしまった。大統領令は違反と云う決定を受けて好感したニューヨーク市場もそうだが、30日の東京株式市場で、日経平均株価は一時700円以上値上がりして取引を終えたが、世界は騒然とした雰囲気であった。ところが今度は、前日の700円余の高騰を帳消しする形で、今朝の取引が始まっている。
アメリカの国際貿易裁判所が命じたトランプ氏の関税政策の一部差し止めについて、控訴審が逆に措置を一時停止したのである。結果、関税が引き続き認められることになった。実に目まぐるしい動きを呈している。争いは最高裁の判決まで持っていかれるはずだが、今の世界はトランプの官営措置に毎日のように振り回されている始末である。世の中が静かになったためしがなく、やたらと軋轢を生んでいるような気がしてならない。株式の乱高下が、その影響の激しさを物語っている。今は10時を回ったところであるが、めまぐるしい東京株式市場の様相である。
㋄30日
スマホの調子が悪く、熟知している会社の職員にも直してもらったりしていたが、今回ばかりは機能停止状態でお手上げとなった仕舞った。そこで自由が丘にあるサービス店に行ったところ予約制なので申し込んでもらいたいという。スピードを重視する近代通信機具を扱う店にしては実にのんびり構えたものだと、聊か苦情気味の感じで苛ついたのがだ、祖方がないと思って予約を申し入れた。苛つくのも当たり前な気がしたのは、何と三日後だからである。スマホには携帯電話も同時に装着しているから、電話を持たない生活などかんがえられないとすると、その間は休日に等しいことになって、何も手に付かないし、仕事をさぼるような事態である。とにかく生活しずらい時代になったものである。昔の純喫茶のない街なかを思い出したように、立ち飲みのコーヒーだけで済ませてくるような世相だから、味気のないことおびただしい限りである。スマホを手に持たない瞬時すら考えにくい世の中だから、仕方がないと思うしかない。庭いじりや畑仕事などで時間をつぶしているなど、人類から全く遠ざかっていく時代である。情報が氾濫して、スマホなしでは時代から取り残されていく気がして、神経衰弱になってしまう。
このところ詐欺師のトランプ大統領と、同じくとらえてもいい小泉農林大臣の顔が新聞やテレビに乗らない日がないくらいの騒動である。いずれも軽薄であり、トランプは関税措置の発動でくるくる回りしているし、小泉は古古古米を国民の口に如何に届けるかに熱中している始末である。古古米などは備蓄米と称して緊急時に放出するために在庫として備蓄しておくものである。保険的なものだから必要な金はかかるし、買い置くための倉庫代や管理費にも莫大な財政的負担になっている。この在庫の処置をいかにするか常に頭の痛いところであったが、最後は動物の餌に回すことが常であった。
コメがないと言い出したのは、そしてコメの値段が吊り上がっていったのは今までになかった事象である。耳を疑うようなことが巷を駆け巡って古古米にまで競い合って買い求めるという珍奇な社会現象までに発展していった。但し昨年収穫された所謂、新米については店頭に並んでいるのだが、値段が高くなって「これでは簡単に手が出ない」と云う事情なのである。コメの値段が昨年から上がりつけて、いつの間にか二倍以上に定着し、何を根拠にしてかまだまだ上がるという云う噂ばかりが先行していくよ嫌な感じ感じになてきた。そうしたなか、愚図愚図して措置を誤り、失言した農林大臣迄の首が飛んだりして、出て来たのが小泉進次郎氏である。備蓄米の在庫の放出にスピードを賭ける、この緊急事態を回避するためあらゆる手段を講じると公言して胸を張り、国民に緊急感を生み出して躍起である。踊らされている国民が事態の打開を願う余り、渦中に呑み込まれてはいないかと危惧するほどに、メディアまでがのかって総動員である。農家の人は古米は食べないという。緊急時に備えた米であり、毎年溜まるものであり、いずれは飼料になるもので、今まではそうであったが、どうした市場の変化かしれないが、コメの値段が急に、摩訶不思議に上がり出し販売先の店頭から、ふるうまいが消える騒ぎになった。仕掛けた悪い奴が介在しているに違いない。
仕掛けている大きな力の姿は見えるはずがない。落ち着けの声を発する人は誰もいないのが不思議である。情報操作のうまさが際立っている。JA組合、卸売業、小売業と云った中間流通業者までが一様な行動を採って整然たる様相である。このラインが怪しいし、JA組合も中心部の動きが疑われる。卸業者で大儲けをしている筋が、いずれは判ってくるだろう。入札して買い手先を決めるのではなく、随意契約で消費者に近い買い手と行って、中間搾取を回避したことも、値段の低下につながって良策であった。今までに余り経験したことのない異常な光景であるが、斯くして政府放出の古古米が在庫管理の倉庫からぢんどん運び出されて、巷を頻繁に駆け巡っている昨今である。早く消費者の手元に届くようにと、堰を切ったように行われている。勿論、価格は二分の一を切ったような値段だから飛ぶように売れて行くのだろう。味覚試しも小泉農相自らが行って、古米と新米との違いなど余りないという演出はもとよりである。
緊急時事態に「国の備蓄米」に手をつけて素早く対応した小泉氏の手腕は高く評価されてもいいし、一方で消費者が古古米だろうが正しく保管されていた分については心配なく食すことが出来、しかも安い価格で消費者の手に渡るのであればこんなうれしいことはあるまい。庶民感覚で動いてくれた大臣には、深く感謝したい。後は上がりきったコメの価格をもとの値段にいかにして戻していくかである。家庭での主食とは言え、お米の需要が二倍になったからではない。どこかで利益確定をもくろんだ奴がいて、価格操作が行われているに違いないので、そのあたりの解明と是正さえ適正に行われれば、米騒動が静かに収まり、他に大きく波及することはないと思われる。 ㋄30日
社団法人 昭和経済会
理事長